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ビジネスのための雑学知ったかぶり
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馬場正博: 元IT屋で元ビジネスコンサルタント。今は「A Thinker(?)]というより横丁のご隠居さん。大手外資系のコンピューター会社で大規模システムの信頼性設計、技術戦略の策定、未来技術予測などを行う。転じたITソリューションの会社ではコンサルティング業務を中心に活動。コンサルティングで関係した業種、業務は多種多様。規模は零細から超大企業まで。進化論、宇宙論、心理学、IT、経営、歴史、経済と何でも語ります。

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良いお年を!
年末になって、今年中はもう逢わないだろうという人との別れるとき、「良いお年を」と挨拶するのが普通です。普通と書きましたが、これは最近の話で、20年も前にはあまりそういう言い方はしなかったように思います。

ではどう言ったかというと「本年中は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします」という風に言うことが多かったと思うのですが、今ではこういう長ったらしい言い方はあまりしません。何となく古臭く聞こえますね。

「良いお年を」というのは、どう考えても「Have a happy new year!」の直訳でしょう。「お目にかかって嬉しいです」という言い方をすることもありますが、こちらは「Nice to meet you」の翻訳。昔の日本人は絶対こんな言い方はしませんでした。

「また明日」というのは「See you tomorrow」。「See you」だと「じゃまたね」でしょうか。「Have a nice week end」を「良い週末を!」というのは、金曜日テレビの報道番組などでよく言っています。もっとも、同じように別れる時に言う、「Have a nice day」「Have a nice evening」の方は日本語にはなっていないようです。

英語に代表される外来語が日本語に取り入れられるのは、はっきりとわかるのですが。文章の直訳が日本語として紛れ込むのは、案外気づかれません。 時代劇で、久しぶりに出会うことができた肉親同士が抱き合う場面がありますが、そんなことは時代劇どころか戦前の日本人は滅多にしませんでした。戦後でも、小津安二郎や黒沢明の映画では、そんなシーンはほとんどありません。

時代が変われば、言葉も風習も変わるのは当たり前ですが、「良いお年を」が日本語になってしまった理由は何なのでしょうか。もちろん、本当の理由などわかりませんが、長ったらしい挨拶と違って、形式的でない分だけ心がこもっているようにも感じます。ということで、皆様「良いお年を!」

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とりあえず

更新をさぼっていたら (というより少々仕事が立て込んでいるのですが・・これは弁解です)、つまらないメッセージをねじ込まれたので、とりあえず更新のために書きました。 本当の更新はしばしお待ちを(待ってないか?)。