アメリカでは出塁率(On Base%)と長打率(Slugging%)を足したOPS(O Plus S)という指標が打者の能力を測定するもっともすぐれた指標であると言われてきています。OPSの数値がキャリアを通して1を超えたバッターは大リーグ史上8人しかいません(ただし記録は5,000打席以上が条件)。1位はベーブ・ルース(バンビーノの呪い)の1.159です。ルースはホームラン記録で有名ですが、生涯打率も3割4分2厘でイチロークラスです。1.159というOPSは出塁率4割6分9厘、長打率6割9分で達成されています。