拝見いたしました 光人社NF文庫等でニューギニア戦の生還者の書籍を読み漁りました。商売柄、年配者と接することの多い私は、幸運にも一人の生還者の話を聞く機会に恵まれました。はやり「これは家族にも言ったことがない話なんだけど・・・」と重い口を開いていただき、私はその実状のごく一部に触れることができました。多くの元兵士がその想像を絶する悲惨さゆえに、また戦後の復員兵に対する視線から口を閉ざしてきた理由もうかがい知る事ができました。数々の書籍・このHP(お父様の勇気ある証言)をしてみてもその実状に迫ることには限界があるのかもしれません。しかしながらお父様の証言にあるとおり、大東亜戦争を、その戦略を一方的に正当化することも、非難することも正しいとはいえないでしょう。
生還者のナマの証言を年々得にくくなっている現在、そこに起こった真実を、実体験を後世のために書籍・電子媒体に残しておく事は極めて重要なことであり、戦後生まれの世代に課せられたテーマだと、このサイトを拝見しつつ考えさせられました。
【2008/09/12 19:05】
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