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馬場正博: 元IT屋で元ビジネスコンサルタント。今は「A Thinker(?)]というより横丁のご隠居さん。大手外資系のコンピューター会社で大規模システムの信頼性設計、技術戦略の策定、未来技術予測などを行う。転じたITソリューションの会社ではコンサルティング業務を中心に活動。コンサルティングで関係した業種、業務は多種多様。規模は零細から超大企業まで。進化論、宇宙論、心理学、IT、経営、歴史、経済と何でも語ります。

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人類絶滅シナリオの雑学的アプローチ
縁起でもありませんが、地震のような天変地異、環境破壊の進行、鳥インフルエンザの大流行の懸念など物騒がさせな話題が多いと、本当に人類は絶滅しないのか心配になる人も出てくるかもしれません。人類が絶滅するとすればどんな原因がありうるか、雑学を駆使して(?)考えてみます。

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超新星の爆発

太陽のような恒星は、核融合で輝いていますが、核融合の燃料の水素を使い尽くすと最後は、大爆発を起こして超新星になります。もっとも超新星になるには星が一定以上の大きさであることが必要で、太陽は超新星にはならず、赤く膨れ上がって赤色巨星になります。太陽が赤色巨星になると、地球も飲み込まれてしまいますが、幸いなことにそれは50億年も先の話です。

超新星の爆発は銀河系以外のものでも観測できるほど強烈です。地球から5光年程度の星が超新星になると、地球の表面は熱線で何もかもなくなってしまいます。 もちろん人類は絶滅します。この熱線は光と同じ速度で地球に向かってくるので、爆発を観測してから逃げ方を考えるというわけにはいきません。見えた時は全てがお終いです。

爆発力が大きいと500光年離れていてもガンマ線で生命体を全滅させることが可能です。ガンマ線も光速で空中を進みますから、見えた時は全てが終わっています。いきなり不意打ちを食らわされるわけですが、幸いなことに500光年以内にそこまで強力な超新星になりそうな星はありません。

地球に生命が発生して40億年、真核生物が生まれてから20億年たっていますが、DNAを持つ真核生物が超新星の強烈なガンマ線を浴びたことはなかったと思われます。これから将来にわたって、超新星で人類が絶滅する心配はなさそうです。

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隕石の衝突

6,500万年前に恐竜を始め多くの生物がほとんど突然絶滅した原因は、巨大な隕石が衝突したためだというのは、現在ではもっとも有力な説となっています。巨大隕石の衝突が恐竜絶滅の原因の全てだったかどうかは、まだ議論があるようですが、その頃メキシコ湾のユカタン半島に直径10キロほどの隕石が衝突したことは、地形に残る痕跡や、イリジウムを多量に含む地層の存在によって、ほぼ確実なものと信じられています。

直径10キロというと地球の直径の千分の1以下です。1メートルの大きな地球儀を作っても1ミリほどの大きさで、砂粒ほどです(千万分の一の地球)。こんなもので人類が絶滅するというのもいささか情けない気もしますが、エベレスト山より大きいわけですから、もの凄いスピードで激突したら確かに大変です。

10キロの隕石が衝突すると、ほとんど瞬間的に大陸全部ほどの広がりで、哺乳類は全滅してしまうでしょう。その後、数千メートルに達する津波や、様々な落下物が襲います。これだけで人類の文明はお終いでしょう。しかも、大気圏外に達する大量の粉塵が太陽を覆い隠し、何年も急速な気温低下が続くと予想されます。

10キロの隕石が地球に衝突する確率は1億年に1回程度と見積もられていますが、いつになるか正確な予測はできません。 火星と木星の間にはこの程度の大きさの天体を無数に含む小惑星帯がひろがっていて、それぞれの動きの完全な把握はできていません。複雑な引力の作用で、小惑星は時として安定した軌道から外れて地球に衝突する方向に向かうこともありえます。また、小惑星帯以外にも小さな天体は沢山太陽系を回っていて、地球の軌道の近傍を通ることもあります。

もしかすると来年あたり小惑星の一つが突然地球に接近する可能性がないわけではありませんが、1億年に1回程度のことであればそれほど心配するものでもないでしょう。1キロ程度の隕石の場合、100万年に1回程度は衝突があるといわれ、これでも一つの都市は簡単に全滅しますが、人類絶滅まではいかないと思われます。

将来は小惑星の全てが追跡可能になり、10キロの隕石の衝突なら数年前に予測できるようになるかもしれません。もし、きちんと予測できれば、地下シェルターに人類文明を存続させるだけの人と資源を移動させることは可能でしょう。ただ、仮に100万人程度の人間がシェルターで生き延びられるとしても、残りの人間は死んでしまうわけですから、どのように生き延びる人を選抜し、資源を集積するかは大問題です。そもそも、5年以内に巨大隕石が衝突するというのを広く発表すべきでしょうか。

考えると頭が痛くなってきますが、とりあえずは忘れておきましょう。1億年に1回のことを気にしてもしょうがありません。

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超巨大火山の噴火

日本は火山列島でもあるのですが、地震の脅威の方が取り上げられることが多く、火山の恐ろしさはあまり言われません。確かに、東京などの大都市で直下型大地震が起きたり、東海大地震が起きれば、被害は甚大です。場合によっては数万人が死亡するようなことも考えられます。

しかし、たとえば富士山が大爆発を起こすと、ふもとも町は恐らく全滅してしまうでしょうし、東京も人の住めないような状態になるかもしれません。地震と比べれば火山噴火は予測が可能で、対策は立てやすいかもしれませんが、本当の恐ろしさという点では巨大火山の方が危険です。

ボンベイの町がヴェスヴィオ火山の爆発で埋まってしまったのは有名ですが、地震が都市型の災害であるのに対し、巨大火山は面で被害を出します。日本では7,300年前、九州の縄文文明が屋久島の近くの鬼界カルデラを作った巨大火山の爆発で壊滅し、それが朝鮮半島からの騎馬民族の進出のきっかけになったと言われています。都市を形成していなくても、巨大火山の噴火は十分な破壊力があります。

今から7万5千年ほど前、スマトラ島のトバ火山が多分ここ100万年では最大の噴火を起こしました。この時の噴出物は2,800立方キロ程度と見積もられていますが、これは富士山の体積の2倍以上にもなります。それだけのものが一瞬の大爆発で地中から吐き出されたわけです。

これほどの大爆発があると、噴出物は巨大隕石の衝突と同じように長期間にわたって太陽光をさえぎって、気候に大変動を起こします。当然これは人類にとって大きな脅威になります。実際、人類はトバ火山の爆発のために全世界的に絶滅の危機にさらされました。人類のDNAを分析すると、トバ火山の爆発で人類の個体数は5,000から1万程度(1千人と言う説もある)に減少したと推定されています。人類の遺伝的多様性が大きく失われたこの出来事は、トバボトルネックと呼ばれています。

ふたたびトバ火山の大噴火クラスの爆発が起きたらどうなるでしょうか。気候の大変動を考えると、巨大惑星ほどではなくても、相当な危機にさらされると考えてよいでしょう。かりに食糧生産が100分の1程度に落ち込んでしまったら、人類文明を維持することは恐らく不可能でしょう。国家は崩壊し、混乱と絶望の中、大部分の人間は死んでしまうでしょう。

数万年単位の話とは言っても、超巨大火山の噴火は巨大隕石の衝突と比べると3桁ほども発生確率が高いと考えられます。対処すると言われても困難ですが、巨大隕石と同様に、人類文明をある少数の人たちに託する合意が得られるのなら、残った人間で人類文明の再興は可能です。ほとんどの人類が死に絶えた後、残されたインフラを少しづつ回復させれば、高い文明水準を失うこともないでしょう。しかし、そんな秩序だったことができるかは大きな疑問です。

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資源の枯渇と環境破壊

資源の枯渇は石油価格の高騰を待つまでもなく、いつも心配のタネになります。どんな資源も有限であることは間違いありませんから、再利用のシステムが確立していなければいつかはなくなってしまいます。まして、化石燃料は再利用はできませんから、無限に使い続けることはできません。

しかし、「石器時代は石がなくなったから終わったわけではない」と言うように、資源がなくなって文明が滅ぶというのは考えにくい話です。資源が枯渇してくれば、普通価格が上がってきますから、消費を節約したり代替品を開発しようとします。それは化石燃料でも同じです。誰もが買えないほどガソリンの値段が上がれば、誰も車に乗らなくなりますし、原子力や風力発電の競争力が高くなります。

問題は、もともと値段も所有権もないようなもの、環境資源です。空気にお金を払うことはありませんし、海にゴミを捨てても金を取られるわけではありません。このようなものは、人為的にルールを設定して、使用を制限する必要があります。空気や海に国境はありませんから、ルールは国際的に守られなければ意味がありません。これは簡単なことではありません。

環境資源が破壊されて、文明が崩壊した例は歴史上いくつもあります。モアイ像で有名なイースター島は、部族同士がモアイ像作りを競った挙句、狭い島の森林資源を枯渇させて衰亡してしまいました。イースター島の例は狭い実験室の中の話のようなものですが、ギリシャやローマも森林資源の枯渇が、製鉄能力を低下させ、衰退の原因になったと言われています。

現在のような調子で、化石燃料を燃やしたり、森林資源やサンゴ礁の破壊を進めれば、人類全体が過去のいくつかの文明がそうであったように、衰退の憂き目にあうことは十分考えられます。地球温暖化はそのような事態の一つでしょう、解決はもともと値段のなかった、環境という資源にルールで値段を付ける国際的枠組みが構築できるかどうかにかかっています (参照)。

イースター島も、ローマもそのような枠組みを作ることができませんでした。もしできなければ、人類全体がイースター島のように遺跡だけを残して原始時代に逆戻りすることになるでしょう。

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パンデミック

1918年に世界は史上初めて全世界的な伝染病の蔓延の恐怖に晒されました。スペイン風邪です。スペイン風邪は当時の12-15億の人口の半数が感染し、そのうち4千万人が死亡しました。日本だけで人口5,500万人のうち1%50万人がスペイン風邪で死亡しました。

このように一つの伝染病が世界的に流行することをパンデミックといいます。現在もっとも心配されているのは、鳥インフルエンザが鳥から鳥、鳥から人へだけでなく、人から人に感染するようになることです。鳥インフルエンザが人に感染した場合の死亡率はスペイン風邪(スペイン風邪自身が鳥インフルエンザが変異したものと推定されている)よりはるかに高く、人から人への感染するようになった場合、全世界で最大5億人の死者がでると予想されています。

5億人も死者が出るというのは、人類的な危機と言っていいでしょうが、人類絶滅とまではいかないでしょう。鳥インフルエンザよりさらに致死率の高い、ほぼ100%が死亡するエボラ熱のような伝染病でパンデミックがおきたらどうなるでしょう。

エボラ熱はインフルエンザのような空気感染はせず、患者の血液、体液に接触しなければ感染しませんが、空気感染をするエボラ熱のようなものが現れたら大変なことになります。心配するときりがありませんが、アメリカ大陸にヨーロッパ人が進出した時は、それに近い状態になったようです。ヨーロッパ人が持ち込んだ伝染病で、北米の数千万人いたはずの原住民がほとんど全滅し、わずかなアメリカンインディアンを残して、平原だけになってしまいました。

現代の人類は、例えワクチンがない場合でも、細菌やウィルスの知識があり、感染の予防策を講じることができます。世界全体が一つの都市のように連結されて、伝染速度は加速していますが、通信やコンピューターシミュレーションにより、伝染状況をかなり正確に把握し予測することができます。

ふたたび問題は、有効な予防策の構築と実行が素早く行えるかどうかです。パニックに陥ったり、自分たち、自分の国だけが得をしようとすると、予防策が有効に機能しない可能性があります。

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核戦争

ソ連が崩壊するまでの冷戦時代では現実的な人類絶滅のシナリオとして唯一考えられたのが、米ソ両国が核戦争を行うことでした。両国とも数千発の核ミサイルを持ち、全面戦争になれば人類は滅亡すると考えられていました。おそらく文明が崩壊してしまったことは間違いありません。

今は、そのような危険は過去のものと考えられています。しかし、アメリカもロシアも依然大量の核兵器を保持しています。いざ全面戦争になれば、事態は冷戦時代とそれほど変わらないでしょう。世の中何が起こるかわかりませんから、核兵器がこの世の中からなくならない限り、心配が完全になくなることはありません。

人類絶滅にはいたらなくても、テロリストが核兵器、それもメガトン級のものを大都市で爆発させるようなことは考えられます。そんなことをされたら、被害は東海大地震とは比べものにならないほどすさまじいものになるでしょう。幸いなことに、このようなことはまだ起きていません。起きていないということは、ロシアの古い核兵器が横流しされることもなかったし、北朝鮮が使える兵器を売ったこともなかったということです。

この点でも世の中どうなるかわかりません。技術が進歩すれば相対的に核兵器を作るハードルは下がってきますから、北朝鮮あるいはアフリカのどこかの国が核兵器を売り出すことがないとは断言できません。人類絶滅の心配は小さくとも、潜在的な恐怖が解消されることは当分ないでしょう。

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宇宙人の侵略

SFでは何度もでてくる話ですが、人類よりはるかに高い文明を持った宇宙人が地球を侵略する可能性はないでしょうか。可能性という言い方をするなら、100%否定することはそれこそ不可能です。人間は太陽系を抜け出すどころか、月より遠くの天体に行ったことはないわけですから、太陽系の外から地球にやってこれるような科学力は想像を超えるものがあります。

そのような科学力を持った宇宙人が攻撃してきたら、人類は狼に襲われたペンギンほどの力もないでしょう。人間が絶滅させた生物はマンモス以来いくらでもありますが、こんどは自分たちが同じ運命をたどることになります。頼りは現代人が白熊の絶滅を心配するような自然保護の精神を宇宙人が持っていることです。

そんな博愛精神を宇宙人も持っているかどうかということはもちろんわかりませんが、期待できないわけではありません。他の生物を守ろうという精神は、人間以外は持っていませんが(不必要に殺さないというのとは別です)、このような精神は生物的な進化の結果というより、共同社会を作る中で文化として生まれてきました。互いに奪い合い、殺しあうだけでは高度な社会を作ることは不可能だったのです。

宇宙人も高度な文明を持っているからには、高度な社会システムを持っているはずで、そのようなシステムには博愛精神、相互扶助、弱者救済の文化があると期待するのは妥当でしょう。博愛精神の中で、北極熊やクジラを保護するように人類は宇宙人に守ってもらえるかもしれません。

しかし、多くの生物が依然として絶滅の危機にあるように、人類は自分たちの目先の欲得のためには、平気で他の生物の生存圏を破壊してしまいます。人間同士でも虐殺し合うことをやめたわけではありません。宇宙人に慈悲を期待するのは図々しいとも言えます。また、宇宙人に人類を生物種として保護しようという気持ちがあっても、せいぜいサハリ動物園のような保護区で細々と生きさせてもらえるだけかもしれません。少なくとも現在のようにわが物顔で地球を支配することは許されないでしょう。

幸い(かどうかはわかりませんが)、宇宙人が地球にやってくるというのは、きわめて考えにくい事態です。宇宙には文明どころか、多細胞生物さえ地球以外には存在しないかもしれません。かりに人類をはるかに超えるような科学力を持てたとしても、宇宙はあまりに巨大で恒星間の旅行はとても簡単にはできません。宇宙人の侵略で人類絶滅になる可能性は、超新星の爆発で人類が滅ぶより小さな確率でしょう(もちろん本当のことはわかりませんが)。

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突然死

世界が緊密に統合されていくにつれ、人類全体が突然死する危険が高くなっています。ホモサピエンスが出現して、20万年程度になりますが、その間75,000年前のトバ噴火によるトバ・ボトルネック以外には、人類が絶滅寸前になったことはありませんでした。氷河時代も伝染病も戦争も人類全体を危機に陥れることはなかったのです。

その間、多くの文明は滅びました。失われた知識や技能も沢山ありました。それでも人類全体が種として絶滅の危機にまでいたらなかったのは、どの文明も世界全体のごく一部でしかなかったからです。ローマが滅んだ時も、東には中国文明が栄えていましたし、アメリカにはマヤ文明がありました。

現在の世界は事実上ただ一つの文明しかありません。イスラム原理主義のテロリストも、マイクロソフトのパソコンからインターネットにアクセスし、携帯電話で連絡を取り合っています。冷戦時代はまだ、ソ連がアメリカの最新技術を盗むことはあっても、一応自分で咀嚼して別の技術システムに仕立て上げたのですが、今やそのようなことはありません。

グローバル化と競争の激化で企業は、どんどん特定の部門への選択と集中を進めています。マイクロソフトのパソコンソフトでのシェアの高さは誰でも知っていますが、思いもかけない重要部品が世界で唯一つのメーカーがしか作っていないということはよくあります。

ミミズは下等な生き物ですが、二つに切られても死ぬことはありません。しかし、哺乳類のような高等生物は、真っ二つにされて生き延びるようなことは絶対にありません。生物として高度化される中で、各部分の機能的な専門化と統合が進んだ結果です。人類文明もその段階に近づいてきているように思えます。文明が統合化されると同時に、文明の多様性が失われてきているのです。ただ1個しかない現代文明が崩壊すれば、代替する文明はありません。文明がなくなれば人類は滅亡するでしょう。

どんなことが現代文明を崩壊させる引き金になるかはわかりません。環境破壊が農業生産の低下を招き、政治的混乱が決定的な事態を引き起こすことも考えられます。あるいは強力なコンピューターウィルスがインターネットとそれに接続されているコンピューターを稼動不能にして、社会の仕組を機能不全に陥れるかもしれません。

何が原因になるかは別にして、文明が一つに集約され世界が統合された状態は、石器時代と比べれば人類を脆弱な状態にしてしまったことは間違いありません。トバ火山の大噴火で人類の大半が死んでしまっても、残った1万人足らずの人間は、そこから人類をもとの状態に回復させることができました。同じことがまた起きたら、それは難しいでしょう。

圧倒的な力を持つ人類は、その社会システムが有効に機能すれば、ほとんど全ての危機から人類文明を守ることができるでしょう。近傍での超新星の爆発以外、巨大隕石の衝突にさえ耐えることは可能です。しかし、全ては人類が全体として理性的に人類文明を維持することに力を集中できた場合です。大きな気候変動などなくても、社会システム崩壊の引き金になるような危険はますます増えているでしょう。人間を殺すには、細い針が一本あれば十分です。そして何が人類にとって致命的な細い針になるかは、わからないのです。
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この記事に対するコメント

かなり後になって読みました。超新星爆発以外は人類が防げるという所はとてもおもしろいですね。ひとつだけ言わせてもらえるならば、分類は自然界のモノ天災と人災に分けて、確率や状況などから検証するのも興味深いかも。
【2011/03/29 13:19】 URL | 螺旋階段 #- [ 編集]


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