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馬場正博: 元IT屋で元ビジネスコンサルタント。今は「A Thinker(?)]というより横丁のご隠居さん。大手外資系のコンピューター会社で大規模システムの信頼性設計、技術戦略の策定、未来技術予測などを行う。転じたITソリューションの会社ではコンサルティング業務を中心に活動。コンサルティングで関係した業種、業務は多種多様。規模は零細から超大企業まで。進化論、宇宙論、心理学、IT、経営、歴史、経済と何でも語ります。

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誰がダイアナを殺したか
diana.jpg

パリの自動車事故

その夜のダイアナは、いつもより落着きがないように見えました。あるいはそれは、見えない何かに脅えていたからなのかもしれません。しかし、そんなことは意に介さず、男たちは急かす様に、ダイアナ・フランシス・スペンサー、元イギリス皇太子妃にして、公式にはプリンセス・オブ・ウェールズと呼ばれる彼女を、リッツホテルの裏口に導いていきました。

1997年8月のパリ、時計の針は12時を20分ほど回り、日付は31日になっていました。前の日の夜、レストラン、シェ・ベノアで予定していたディナーは、ダイアナの写真で一儲けしようと企むカメラマン、パパラッチたちに追い掛け回され台無しになり、あきらめなければいけませんでした。

疲れ果てたダイアナは、ボーイフレンドのエジプト人、ドディ・アルファイドとともに9時過ぎに、ドディの父、モハメド・アルファイドの所有する、リッツホテルに移動しました。そこでしばらく休みを取った後、ドディのアパートメントに帰ることにしたのです。ドディのアパートメントはダイアナのパリでの宿泊先でした。ダイアナはその年は7月、8月の多くの時間をドディと過ごしていました。

リッツホテルの外には、ホテルが借りていた黒塗りのベンツS280が停められていました。車に乗り込んだのは4名。運転席にはリッツホテルの警備責任者のアンリ・ポール。アンリは死後の分析で血中アルコール濃度が0.18-0.2%と、この時かなり酔っていたことが分かっています。助手席にはドディのボディーガードのイギリス人、トレバー・リージョーンズ、後ろの席には、ドディとダイアナが座りました。4人ともシートベルトは付けていませんでした。

ひっそりとリッツホテルの裏側から走り出たベンツを、パパラッチは見逃しませんでした。たちまち、車の後には何台かのパパラッチの車両に追われることになります。運転手のアンリは彼らを振り払おうと、コンコルド広場から、セーヌ川の堤防沿いの通りへとベンツを猛スピードで走らせました。そして、セーヌ川に沿ったアルマの地下トンネルを通り抜けようとしたとき、ベンツは突然方向を乱して、トンネルの13番目のコンクリートの柱に激突しました。

事故の前後については様々な目撃情報があります。激突前に白いフィアットウーノとベンツが接触し、ベンツが運転を誤ったというもの、また、前方で白い閃光が目を眩ますように光ったという証言もありました。

いずれにせよ、100キロ以上の速度と推定される走行中の衝突事故は致命的でした。運転をしていたアンリと後席のドディはほぼ即死の状態でした。しかし、助手席のトレバー・リージョーンズは重傷を負いながらも生き延びます。

ダイアナは救急隊が来た時にはまだ生きていました。ダイアナは救急隊員に、呻きながら何か「My God」と聞こえるような(救急隊員はフランス人)言葉をもらしましたが、明確な意識はありませんでした。ダイアナは病院に搬送されましたが、頭部に深刻なダメージがあり、31日の早朝、4時過ぎには死亡が発表されました。36歳の誕生日を迎えて2月足らず、イギリス皇太子、チャールズと正式に離婚が成立してから、ちょうど一年が経っていました。
DianaCarCrash.jpg


陰謀説

ダイアナの死は大きな衝撃をもって世界中に伝えられました。世界でもっとも注目を浴び、もっともスキャンダラスな女性。類まれな美貌と、スーパーモデルのような着こなし。パパラッチたちには単に写真に一番高い値段が付く被写体だったかもしれませんが、不幸な結婚生活への同情もあり、多くの人々はダイアナを愛していました。

しかし、イギリス王室にはダイアナが死んだことは好都合以外の何者でもないように思えました。ダイアナの不幸は結婚当初から夫のチャールズ皇太子に愛人、カミラ・ボウルズがいたことでしたが、それは国民の税金で養われている王族が、その金で不道徳な情事を楽しんでいたということです。ダイアナの受けた屈辱を、多くのイギリス国民、そして世界の人々は自分の物のように感じていました。

そのダイアナのボーイフレンドのドディは植民地だったエジプト出身の、それもあろうことかイスラム教徒です。このままダイアナがドディと結婚すると、ダイアナの二人の息子、チャールズが王に即位した後、王位継承順位が1位と2位になるヘンリー王子、ウィリアム王子は、イスラム教徒と異父兄弟を持つことになるかもしれません。

その可能性はすでに実現されてしまっているのはないかという噂も流れていました。7月に息子たちと過ごしたヴァケーションで盗み撮りされたヒョウ柄の水着姿が、ダイアナの妊娠の兆候を示しているというのです。さらに妊娠の噂を裏付けたのは、ドディの父、モハメド・アルファドです。モハメドはダイアナはドディとの婚約と妊娠を近々発表する予定だったと主張しました。

モハメドはダイアナと息子のドディはイギリスの陰謀で殺されたと言い続けます。モハメドは、ダイアナを疎ましく思ったイギリス王室が、秘密情報機関MI6を使って、自動車事故を装った暗殺を実行したと繰り返しました。

陰謀説を言い立てたのはモハメドばかりではありません。多くのメディアがダイアナの死にまつわる、数えきれない不審な点を報道しました。報道には、ダイアナ自身がイギリス王室に自動車事故で殺されるとの恐れを語っていたというものもありました。

一般的に言えば、国家機関が暗殺を企て、実行するというのは決して珍しいことではありません。北朝鮮は1983年、ビルマ(ミャンマー)を訪問中だった全斗煥韓国大統領の爆弾による暗殺を謀りました。全斗煥は難を逃れたものの、韓国、ビルマの閣僚を含む21名が殺されました。しかし、北朝鮮は強く疑われながらも、関与を否定しました。

北朝鮮はさらに、1987年大韓航空機を爆破させ、115人を殺害しました。この事件は日本人を装った男女二人の北朝鮮工作員の一方の女性工作員、金賢姫が自殺に失敗して拘束され、北朝鮮の暗殺計画が明らかになりました。

2006年には元ロシアの秘密諜報部員リトビネンコが極めて入手の難しい放射性物質ポロニウムで暗殺され、英国政府がロシア政府の関与を非難する事態に発展しました。ロシアでは多数のジャーナリストが暗殺されており、ロシア政府が直接、間接に手を下していたと疑われています。

イスラエルは、イスラエルに対しテロ行為を行う組織の指導層、テロ実行者を執拗に暗殺しようとします。イスラエルは暗殺の実行を認めないことも多いのですが、実際は暗殺をほのめかすことで、イスラエル人に対するテロ実行を抑止しようとしています。

アメリカはCIAに海外での暗殺を認めるかどうか何度も議論がありましたが、現在は少なくとも公式には暗殺権限をCIAには与えていません。しかし、アルカイダ幹部などをロケットで攻撃するなど、実質的な暗殺行動は続けています。

イギリスでは007で有名なMI6(Military Intelligence 6)が海外での諜報活動を担当しています。007は映画では殺人許可を持っているとされていますが、イギリスが過去に政府が関与した暗殺、殺人を行ったことが全くないなどとは考えにくいでしょう。

政府機関は、計画的殺人を実行する人材も資金力もありますし、技術も申し分ないでしょう。国家が陰謀で殺人を行うと考えること自体は、陰謀に対するパラノイアなどではありません。
OperationPaget.jpg


パジェット報告書

陰謀論が根強く語られ続ける中、事故から6年以上が経過した2004年になって、ロンドン警視庁長官のスティーブンス卿をヘッドにした調査チーム、オペレーション・パジェット(Operation Paget)が編成されました。

陰謀論はモハメド・アルファイドが「暗殺はイギリス王室のフィリップ殿下(エリザベス女王の夫君)MI6を使って行った」と名指しで非難を行うなど、「フランスの事件」という建前を維持できないほどになっていたのです。

また、調査の背景の一つにはチャールズがカミラ・ボウルズと正式に結婚するために、イギリス王室がダイアナを暗殺したなどという陰謀論を払拭しておきたいということもあったでしょう。

調査は370万ポンド(約7億円)の費用と3年の時間をかけ、2006年12月に832ページおよぶ報告書Operation Paget Reportを明らかにします。報告書(以下パジェット報告書)では、様々な陰謀論の主張の内容や噂が一つ一つ丁寧に調査、分析され、多くは「根拠がない」「伝聞または単なる推定」などの判断がされていました。

調査では事故の様子のコンピューターシミュレーションを行うなど、高度な技術も使用されています。しかし、イギリス司法機関の調査であるため、フランスでの調査には限界があったことは、パジェット報告書でも認められています。

パジェット報告書では結論として、ダイアナの死は悲劇的だが普通の自動車事故によるもので、陰謀や諜報機関の関与は明らかにならなかったとしています。

制約はあるものの、相当な費用と時間を費やした調査も、モハメドを納得させることはできませんでした。モハメドは「パジェット報告書はダイアナの妊娠など重要なことを、きちんと調査していない。イギリス国民は莫大な税金を無駄に使われた」との意見を表明しています。

イギリスの警察による調査は、一つ一つの事実の検証を積み上げていく方法です。科学方法論では帰納的とよばれる、この方法は科学方法論としては基本であり、王道と言えます。

しかし、帰納的方法は欠陥もあります。「悪魔の証明」と言って、いくら悪魔のいないという事実を積み上げても「悪魔がどこにも存在しない」という証明にはならないのです。

まして、MI6と警察は組織が違うとは言っても同じイギリスの政府機関であることは間違いありません。疑り深く「調査自身が出来レースだった」と主張されると完全な反論は難しいということがあります。

また、例え「出来レース」ではなかったとしても、犯人が調査範囲を超えたところで、暗殺の計画実行を行ったということはあり得ないのでしょうか。詳細なパジェット報告書が出た後も、すっきりと「そうか事故だったのか」と思ってくれる人ばかりではありませんでした。

陰謀論を演繹的に検証すると

科学方法論には帰納的方法ともう一つ演繹的方法があります。帰納的方法が事実を一つ一つ積み上げるのに対し、演繹的方法は仮説を設けて、事実がそれに適合するかを検証していきます。演繹的方法と帰納的方法は車の両輪のようなものです。

演繹的方法は仮説を証明または否定できる事実が確認できれば良いので、帰納的方法と違って、際限なく事実の検証が続くということはありません。しかし、演繹的方法は往々にして、仮説に適合する事実だけを都合よく摘み上げるという危険があります。

ある意味、陰謀論自身が演繹的方法を使っているとも言えます。「陰謀があった」という仮説の下で、陰謀の証拠と思えるようなものを選び出しているのです。「白いフィアットウーノがベンツと接触した」という事実(完全には確認されていないが)を「暗殺者が意図的に接触させ、ベンツの運転を誤らせようとした」証拠と考えるのです。

しかし、演繹的方法は別の使い方もあります。「仮説が正しいとして、適合しない事実はないか」というものです。つまり、「陰謀があったとして、それを否定するような事実はないか」と考えるのです。もし、明確に陰謀を否定するような事実があれば、陰謀はなかったことになります。

ここで、MI6あるいは、それ以外の高い殺人実行力を持つ組織の殺害計画担当になったと考えて見ましょう。組織人として殺害計画を練るのです。綿密に殺害計画を練るとき、考えなくてはいけないのは、確実に殺害できることと、自分たちが殺害の犯人として特定されることがないことの二点です。

確実に殺害できることの重要性は明らかでしょう。何度も失敗すれば相手の警戒も高まりますし、実行者が捕捉されてしまう危険も高くなってしまいます。殺害の実行はリスクを伴うし、コストも大きいので、失敗する確率の高い手段は使わないのが当然です。

犯人として特定されないことは、それ以上に重要です。暗殺は内外から非難を浴びることが多いのはもちろんですし、適切な司法手続きを経ていない暗殺は、ただの殺人です。国外での暗殺実行は他国の司法権を侵す敵対行為とみなされても仕方ありません。

ただし、殺害の実行者であることを事実上明らかにする場合もあります。ロシアが元諜報部員リトビネンコを、わざわざ入手の難しいポロニウムで暗殺したのは、「ロシア政府の関与」を明瞭示すことで、ロシアからの亡命者たちが反ロシア的活動を行うことに脅しをかけたのでしょう。しかし、このときも、公式にはロシア政府は関与を否定しています。

さて、ダイアナの死についての陰謀説はおおむね以下のような構成になっています。

1) イギリス王室はエジプト人のボーイフレンドの子を宿したダイアナを殺害する決心をし、MI6に実行を命じた
2) ダイアナの乗車したベンツを運転したアンリ・ポールはアルコールを飲まされ(薬物を服用させられたという説もある)、正常な運転が出来なかった(アンリが諜報機関と関係していたという説もある)
3) ベンツはパパラッチを装った、暗殺団によりアルマ・トンネル方向に誘導させられた
4) ベンツに待ち伏せた白いフィアット ウーノが接触して酩酊したアンリの運転を誤らせた

このように並べてみると1)のダイアナ妊娠説(パジェット報告書では確認できなかったとした)を除き、とてもまともな殺害計画には思えません。

まず、自動車事故を装って殺害することに大きな無理があります。自動車事故はたとえ高速で発生しても、確実に乗員全員が死ぬという確率は高くありません。現に、トレバー・リージョーンズは重傷を負いますが、助かっています。

ダイアナの乗車している車は4人ともシートベルトをしていませんでしたが、シートベルトをしていれば生存率はさらに高まったでしょう。無謀な運転に恐怖を感じたダイアナがシートベルトをしたら、あるいはドディがシートベルト着用を勧めていたら、事態は全く異なったものになったかもしれません。その可能性は必ずしも小さいとは思えません。

自動車に乗っている要人を殺害しようとするとき、組織は多くの場合爆弾を使います。国家機関ではありませんが、イタリアのマフィアが裁判官を殺害した例では、通行した橋に800キロの爆薬を仕掛け、橋ごと車を爆破しています。

アメリカやイスラエルが車を攻撃するときは、ヘリコプターや無人飛行機からロケット弾を打ちこみます。台所のゴキブリを殺すのに、冷蔵庫を投げつけるような乱暴さを感じますが、これなら確実に殺害できます(ただし標的が乗車していればです)。

ただでさえ、自動車事故で殺害できる確率は高くないのに、事故を起すこともそれほど簡単ではありません。ベンツが白のフィアットウーノに接触されて運転を誤ったという説が根強いのですが、少々接触されたくらいで、確実にコンクリートの柱に衝突させることができるとは思えません。少なくとも確実性のある計画ではありません。

衝突の確率をあげるために、運転手のアンリに酒を飲ましておいたという説も、納得しがたいものがあります。アンリの血中アルコール濃度はフランスの酒酔い運転基準の3倍程度だったようですが、ビデオを見ても普通に動き回っています。

運転はできるが、車の接触で運転を確実に誤る程度に酒を飲ませるというのは、やり口としては綱渡り過ぎます。白のフィアットウーノと並んで陰謀説の証拠となっている白い閃光(パパラッチのフラッシュとの説もあるが確認されていません)も、それで確実にコンクリートの柱の方にハンドルを切らせるものではありません。

要は、組織人が綿密に立てた殺害計画にしてはダイアナの事故死はあまりに、不確実な要素が多すぎるのです。アンリの飲酒、パパラッチの追跡あるいは他の車との接触など、色々な要素が実際に関係したとしても、計画遂行を確実にできるものは一つもありません。

しかも、実際に計画を実行するとなると、アンリに酒を飲ませる、ベンツを事故現場に追い込むようにパパラッチを配置する、フィアットウーノに待ち伏せをさせるなど、関係者は10名を楽に越えそうです。国民的人気のあるダイアナを暗殺するのに、秘密を厳格に守る人間を集めるにしては人数が多すぎます。

殺害の発生までは、参加者にダイアナ殺害計画の一部を担当しているということを隠すことができても、その後はそうはいきません。口外しないように殺してしまうには人数が多すぎますし、口止めするには金が随分かかります。このような秘密の活動は無限に予算があるわけではありません。

どうせ、予算を沢山使うのなら、もっと確実な方法を考えるでしょう。たとえば、ダイアナがドディのヨットに滞在しているとき、ヨットごと沈めてしまったらどうでしょう。これなら、少ない人数で確実に殺害することができます。そのようなチャンスはダイアナが死ぬほんの一月前にはあったのです。

諜報組織とのつながりなど、暗殺への関与を噂された関係者も、アンリ・ポールはリッツホテルの従業員ですし、トレバー・リージョーンズも普通のボディーガードで、諜報機関との関係は噂されたものの、確認されていません。組織的暗殺なら、実行犯はアンリやトレバーのようには顔が明らかになっていない人物を使うでしょう。

一度顔が出てしまうと、後から買収したり、殺害するのも難しくなります。自動車事故で皆殺しにするつもりだったとすると、ダイアナ暗殺以上に失敗の許されない計画になります。失敗の絶対許されない計画にしては、シナリオはずさん過ぎます。


やはり事故だった

それでも、陰謀説を完全に払拭することはできないでしょう。それは「悪魔の証明」です。しかし、組織的な陰謀による暗殺と考えると、計画した人間はよほど愚かだったということになってしまいます。

実際には、イギリス王室がMI6を使って暗殺計画を実行すると言うこと自身、妄想の産物です。イギリスのような、政権交代がたびたび行われる民主主義の国家で、国民の大多数を決定的に敵に回してしまうような暗殺計画を実行することは、ありえないと断言してよいでしょう。

暗殺を簡単に実行できるのは北朝鮮のような独裁国家や、ロシアのような支配者の機密を守る殺し屋集団を持っている国だけです。民主主義国家では意思決定プロセスはもっと複雑ですし、イスラエルのように相手を暗殺しても国民を守るということのコンセンサスがなければ、暗殺などできません。

組織による陰謀ではないとしたら、個人的な狂気、信念に基づく暗殺はどうでしょう。このような場合は、多数が参加するような暗殺計画を実行することはもともとありません。道具は普通、銃か、自爆テロになります。

組織の陰謀による暗殺でもなく、個人の仕業でもなければ、ダイアナの死は不幸な交通事故によるものと結論付けるのが妥当です。シャーロック・ホームズの言うように「全ての不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙なことであっても、それが真実となる」のです。

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