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馬場正博: 元IT屋で元ビジネスコンサルタント。今は「A Thinker(?)]というより横丁のご隠居さん。大手外資系のコンピューター会社で大規模システムの信頼性設計、技術戦略の策定、未来技術予測などを行う。転じたITソリューションの会社ではコンサルティング業務を中心に活動。コンサルティングで関係した業種、業務は多種多様。規模は零細から超大企業まで。進化論、宇宙論、心理学、IT、経営、歴史、経済と何でも語ります。

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田母神論文を考える
田母神

田母神論文

もはや旧聞になりつつありますが、田母神元航空自衛隊幕僚長の「日本は侵略国家であったのか」という論文が、政府見解と異なっているのということが問題になりました。

当の論文はアパマンホテルを経営するアパグループの懸賞論文で一席、300万円を獲得したものなのですが、論文の主張が、政府見解と一致しているかどうか、あるいはイデオロギー的に右寄りかどうかなどとは別に、そもそも「論」として体をなしているかどうかも検証する価値はあるでしょう。

もちろん、論文とはいうものの、本当の学術論文ではないので、正確な引用文献の提示など、厳密性を求める必要はありませんが、航空自衛隊という専門集団の長として、意見を世に問うているわけですから、本来一定の水準に達していると期待するのは普通でしょう。

しかし結論を言えば、「論文」の中身は、伝聞、思い込み、飛躍のオンパレードです。これでは思想性以前に自衛隊高官の教養レベルのほうが心配になってしまいます。

主張:日本の中国への軍の派遣は、条約に基づくもので合法だ

合法だから侵略ではなかった、と続きます。珍説、奇説と言えるでしょう。田母神は「アメリカ軍の日本駐留は条約に基づいている」「誰もアメリカ軍を侵略軍とは言わない」「日本軍の中国駐留も条約に基づいていた」「だから日本軍も侵略軍ではない」と言っているのですが、これは「砂糖は白い、砂糖は甘い、塩も白い、だから塩も甘い」という、三段論法の誤った使い方の典型です。

侵略する国に傀儡政権を作り、その政権の「要請に基づき」侵略を行うというのは、侵略の常道です。冷戦時代のソ連の東側支配は基本的にその形ですし、アメリカもイラクであるいはベトナムで同様のことをしています。合法的かどうかと、侵略かどうかは別の事と考えるべきです。

もっとも、軍人からみると、形式的に合法的かどうかというのは大問題です。戦闘状態のような殺し合いの場でも「交戦規則」に従って、戦わなければ本当にただの「人殺し」になってしまうからです。

ですから、たとえ形式的でも条約の下で日本軍を派遣したことは、何もない状態で派遣するのとは、軍人にとれば大違いです。田母神があくまでも、「私は法にしたがう一介の兵です」という立場でものを言っているのなら、それはそれで正しいと言えないこともありません。しかし、日中戦争の原因に話が進むと、再び主張は珍説の色彩を帯びます。

主張: 蒋介石が合法的に駐在している日本軍にテロを繰り返したのが日中戦争の原因だ

確かに、イラクに駐在するアメリカ軍をイランやシリアが兵を送り込んでテロを繰り返し、その結果アメリカがイランやシリアと戦争になったというなら、イランやシリアに責任があると言えるでしょう。

しかし、蒋介石は中国政府として、中国を侵略していると考える日本軍を攻撃したので、それをテロと言うのは、用語の使い方として適切さを欠くでしょう。このような言葉遣いになったのは、「日本軍は合法だから侵略軍でない」という思い込みのせいなのですが、仮定に無理がある以上結論も無理なものになっています。まして、

主張: 日本は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた犠牲者だ

となると、滅茶苦茶としか言いようがありません。蒋介石のところを関東軍と置き換えると、かなり実態に近いものになるかもしれませんが、当時の日中の地政学的なバランスは、圧倒的な軍事力を持つ日本が、軍閥が割拠し、混乱した中国に勢力を広げようとしていたと考えるのが普通です。

このような状況は日中戦争を日本の侵略と断じた、リットン調査団の報告でも明らかなのですが、「そんなものは白人国家の日本叩きだ」と一蹴しても、「日本が犠牲者」とまで言う人は少ないでしょう。

そこで田母神は日本が犠牲者だという傍証として、

主張:(満州事変のきっかけとなった)張作霖の爆殺はコミンテルンの陰謀だ

という説を展開します。ただし、田母神は主張すると言うより、このような説が最近有力になったという「伝聞に基づく陰謀論」を展開します。しかも、その伝聞のソースの一つとして、これまた陰謀論好きの櫻井よし子の著作まで持ち出すのです。

ちなみに張作霖の爆殺は関東軍の河村大佐が自ら関与を認めており、陰謀論の根拠はありません。 そもそも、満州事変、日中戦争のきっかけに中国側の陰謀があろうとなかろうと、中国に勢力を広げたいというのは日本側の野望であっても、中国側の野望ではありえません。

田母神論文はなぜ陰謀を使っても中国が日本を戦争に巻き込みたいと思ったかを、まったく説明していません。蒋介石が日本を戦争に引き込んで何が得になったというのでしょうか。蒋介石とは違って、コミンテルンは利益があったのでしょうか(だとすると、蒋介石も被害者ということになりますが)。そこが明らかでないのに、コミンテルンは陰謀で日本を戦争に引きずり込もうとした主張するのは、おかしな話です。

主張: 日本の植民地政策は穏健だった

田母神は、続けて日本の植民地支配はヨーロッパ諸国と比べてずっと現地人を大切にしたと主張します。これはあながち嘘とは言えませんヨーロッパの植民地支配は、肌の色の違いを背景にした、人種差別的なものですから、日本の植民地政策がそれよりひどかったとは言えないでしょう。

むしろ田母神が指摘するように日本は朝鮮、台湾の内地化を進めます。その中には創氏改名と言って、朝鮮名を日本名に変えさせるようなことも含まれます。つまり建前として朝鮮、台湾の人たちも「皇民」として扱おうとしたとのです。そして、その建前の中で、実際に田母神論文で紹介されているように軍で将軍の地位に達する人も現れます。

この内地化の考えはアジア全体に広げて八紘一宇という、アジアは一つ的な太平洋戦争(大東亜戦争と言ってもよいですが)の思想的根拠につながります。戦前の白人国家絶対の中で、日本が大国として対抗するためには、アジアの代表という立場が必要だったのです。

しかし、同時にこれは深刻な自己矛盾を内包していました。白人対抗のためにはアジアの代表でいなければいけない、しかし後進国ばかりのアジアの他の国と一緒にして欲しくない。結果は、「日本はアジアの兄たる一等国」「中国は三等国」という意識です。

「日本国内」でもこの意識は朝鮮人に対する強い差別意識へとつながります。建前は同等といっても、実態は差別が行われる。しかも差別する方は、肌の色も変わらず、ほんの100年足らず前は、後進国と思っていた日本です。朝鮮人の自尊心は深く傷つけられたでしょう。

田母神論文で日本の植民地政策が穏健だったという主張の裏づけに、朝鮮、満州の人口が日本統治の時代に大幅に増加したということがあります。これは日本が投資を行い、治安の確保を行い、進んだ技術を持ち込んだ結果でしょうから、日本の功績と言えないことはありません。

にもかかわらず、相当の変わり者を除けば、現在朝鮮、中国で日本の統治を感謝する人はいないでしょう。差別に対する不快な感情もありますが、投資も、治安も日本が自分のために行ったことで、現地人の幸せのためではなかったという本音を知っているからです。

算盤上では、日本の朝鮮、台湾支配は経済的にはマイナスです。ロシアの脅威が眼前に迫っていた、明治初めの朝鮮併合、日清、日露戦争のころならいざしらず、日本の地位が安定した後は、朝鮮、台湾を支配することは経済的にも、政治的にも良いことは何もなかったのです。

だからと言って、日本人が慈愛と寛容の精神で朝鮮、台湾を支配していたと考えるのは、よく言って独りよがり、普通に考えれば、事実の歪曲に基づく自己弁護です。とにもかくにも、日本の支配は決してありがたがられてなどいなかったからです。

善悪の観点でなく考えても、戦前の日本は領土を拡張して国力を強くしようとしたことは疑う余地がありません。拡大した領土の中には複数の民族がいて、日本人が権力を握っている。これは帝国主義そのものです。

帝国主義は現代でも、中国、ロシアに見られます。少数民族を抱えるという点では、多くの国で大なり小なり帝国主義的な政策が取られているのも事実です。しかし、第2次世界大戦の後、ヨーロッパ諸国の帝国主義はほぼ完全に崩壊します。

帝国主義の崩壊は、田母神論文が言うように、アジアでは太平洋戦争によって早まったかもしれませんが、アフリカ諸国も大部分が戦後20年程度の間に独立します。帝国主義は大きな歴史の流れでは時代遅れのものでした。日本は遅れた帝国主義国家だったのです。

ついでに言うと、いまだに帝国主義を引きずっている中国、ロシアは、その維持のために大きな損失を蒙っています。チェチェン、チベットでロシア、中国が利益を得ているとはとても思えません。チベットなどは中国は莫大な投資を続けてしかも、相変わらず嫌われています。

中国人の多くはチベット人のために努力しているのにと、チベットの独立運動を批判しますが、帝国主義は支配される側は損得を超えて反発するものです。戦前の日本も同じことだったのですが、田母神はそのような観点はまるでありません。

主張:第二次大戦はアメリカが日本を策謀で追い込んだ結果だ

この主張はどうでしょうか。イラク戦争の経緯を見れば、アメリカという国がいったん目をつけた国と戦うために、何でもする可能性がある、というのは確かです。

当時のルーズベルト大統領がイギリスを助けるために参戦したいと思っていたというのは、歴史的にも事実ですし、そのために日本を利用しようと考えたというのも、推定として正しいと思われます。

しかし、アメリカのイラクは大量破壊兵器を開発していたという言い分が、嘘っぱちであっても、フセインが立派な統治者であったとは言えないのと同じで、アメリカが日本を戦争に引っ張り込もうとしていたとしても、日本が侵略主義的な国でなかったということにはなりません。

同様に、

主張:日本は東京裁判のマインドコントロールに惑わされている

というのも、日本の正当性の証明にはなりません。東京裁判の法的な不安定さ、事後法で裁いた、勝者が自分の論理で敗者を罰したというところは事実ですが、だから日本が裁かれるようなことはしていないとは言えません。

田母神は全体として「相手の間違い、悪いところが指摘できれば、自動的に日本の正当性が証明できる」という論理展開をしていますが、もちろんそんなことはありません。

東京裁判が善玉悪玉論で日本を裁いたとしても、「日本は良い国だったと言って悪いのか」という田母神の発言を聞くと、結局同じような善玉悪玉論で物事を考えているように思われます。それもまた、何か別のマインドコントロールに惑わされているように見えます。

自衛官に言論の自由があるのか

田母神論文を擁護する立場で、「言論の自由はとにもかくにも認められるべきだ」という意見があります。これはとんでもない考えと言わざるえません。

まず、自衛隊員がすべて自由に、何でも政治的な発言が許されているという事実はないと考えられます。 たとえば、「自衛隊は憲法違反だ。集団的自衛権の行使や、海外派兵など許されることではない」と、一般の自衛官が今回のような論文提出、ネットなどで公にしたら、そのまま自衛官を続けることはできないでしょう。もし、一定の政治的立場は許されて、別の主張は許されないとすれば、言論の自由などもともとなかったということになります。

そうでなくても、田母神の空幕長というのは、極めて重い立場です。政府見解に反したことを言うのは、閣僚と同じように本来許されませんし、軍人ということを考えるとさらに厳しい制限がつけられてしかるべきです。

軍隊というのは、国家の持つ究極の暴力装置です。自衛隊が千人も組織的に行動すれば、自衛隊自身以外で日本国を占拠することを防ぐことなどできません。明治維新を成立させたのがたった一万人の薩長軍だったことは思い出してもよいでしょう。

自衛隊の高官に政治的な発言を自由にすることなど許されません。国内外に与える影響を考えれば、今回の論文は警察官がピストらを触りながら「いつでもお前を殺せるぞ」と言うのと同じくらい危険です。警官なら殺しても数人ですが、自衛隊なら国家転覆も可能です。

甘い態度は許されない

戦前、思想性を帯びた軍人が、その思想を大っぴらに語り、かつ思想の実現に行動したことを忘れてはいけません。5.15事件、2.26事件、そして関東軍が暴走した満州事変は、皆その結果です。

戦後自衛隊は、非常に模範的な軍隊でした。自衛隊は紳士の集団と言ってもよいほどですし、もちろん政治的に口出しをすることなどありませんでした。むしろ、揚げ足取り的な反自衛隊的主張の方が国際社会の現実とずれたものの方が多かったと思います。

しかし、田母神論文は一挙に自衛隊を戦前の関東軍的な危ない存在と思わせるものにしてしまいました。田母神一人が例外ではなく、田母神と同じように数十人の航空自衛隊員が論文提出を行ったという事実は、背筋を凍らせるものがあります。

こんなことを許してはいけません。どんなに自衛隊が戦前の日本軍と違って見えようと、素手では決して対抗できない圧倒的な武力を持った二十万人の集団だということに違いはありません。危機は思ったより深く広く進行しているようです。
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この記事に対するコメント

確かに田母神氏の論文は稚拙なところが多く
あまりまともに取り上げる必要もないでしょう。

また田母神氏は政府見解に反していると批判されたのですから、
これからは公務員という立場である全国の学校教師は政府見解に背いた
反日の丸・君が代教育などをすることは許されなくなりますね。
【2008/12/03 15:41】 URL | KS #- [ 編集]

まったく同感です。
こうした”正論”が今の世には弾かれるのは残念です。
今必要なのは、”冷静”な判断力でしょう。

Blog、頑張ってください。
【2008/12/05 13:36】 URL | 唯井 遡 #Ip/fgraw [ 編集]

YouTubeで見ました。
 広島での講演会の模様がupされていました。
 実は中道・客観的なものであったらどうしようと思っていたのですが、あまりにハチャメチャな、相変わらずな内容に、逆に安心しました。あれなら多くのひとは疑問を覚えるでしょう。
 しかしながらmixiのスレッドには、若年者と推定される方々で、惹き込まれているひとがあり、心配です。かなりの方が、現地の方に、日本の侵攻を感謝されたことで興味を持ったと書いている点も、動機づけの在り方として心配です。
【2009/09/04 09:58】 URL | 桃栗 #6BZoi3no [ 編集]

Re: YouTubeで見ました。
桃栗さん、
いつもご愛読ありがとうございます。教えていただいたYou Tube
http://blogs.yahoo.co.jp/tankou_2008/29226499.html
を見ました。歴史は膨大な事実の集まりですから、都合のよい事実だけ摘み上げれば、どのような論証も可能です。田母神氏は「日本は良い国だった」ということを示しそうな話をかき集めて、論理展開をしていて、出てくる話を知らない人は「そうか知らなかった、日本が侵略国家だというのは意図的な嘘だ」ということになってしまうのでしょう。

歴史を見るとき、このような一方的な見方(田母神氏は相手こそ一方的と言うわけでが)ではなく、それと反対の事実も含めて、全体として矛盾なく過去を説明できるかどうかということが大切です。たとえば、中国が一方的に日本を挑発して無理やり戦争に引きずり込んだというのは、いくらでもそれを否定する事実もあります(関東軍の勝手ぶりに日本政府が苦慮したというのもその一つです)。

最近出た「それでも日本人は戦争を選んだ」(加藤陽子著)は、そういった意味で、歴史学者が日本を良い国、悪い国とする思いこみ、前提にとらわられずに、なぜ日本が戦争へ突き進んで行ったかを論証した好著です。読んでいない方はご一読をお勧めします。


>  広島での講演会の模様がupされていました。
>  実は中道・客観的なものであったらどうしようと思っていたのですが、あまりにハチャメチャな、相変わらずな内容に、逆に安心しました。あれなら多くのひとは疑問を覚えるでしょう。
>  しかしながらmixiのスレッドには、若年者と推定される方々で、惹き込まれているひとがあり、心配です。かなりの方が、現地の方に、日本の侵攻を感謝されたことで興味を持ったと書いている点も、動機づけの在り方として心配です。


【2009/09/04 18:26】 URL | RealWave Consulting代表  #- [ 編集]

注文しました。
 注文しました。
【2009/09/04 18:45】 URL | 桃栗 #6BZoi3no [ 編集]

それでも、日本人は「戦争」を選んだ を読んで
 やっと読了しました。部分的には解釈・意見が異なる部分がありましたが、初耳の話も多く、たいへん勉強になりました。わたしに論評する知識・能力はありませんので、初耳部分を箇条書きにします。
○李鴻章に依る武力対応。
○官僚のポストとしての総督府の在り方。
○パリ講和会議での人種平等案の提出。同時期の、日本の植民地支配への、アメリカ議会での非難。
○中国に対する、条約違反との主張。
○リットン報告書の、わたし的には穏当な内容。
○対中貿易額の減少を、ボイコットのみに求めている態度。
○1939年時点での、アメリカの現有戦力が意外に少ないこと。
○水野廣徳の主張と存在。
○敗戦時でも食糧があったドイツ。
【2009/10/07 17:36】 URL | 桃栗 #- [ 編集]

Re: それでも、日本人は「戦争」を選んだ を読んで
1939年頃のアメリカの軍事力の水準は意外に低かったんですね。 アメリカが強大な常備軍を持つのは戦後のことで、総力戦にはほど遠い状況でした。軍事技術も、ドイツがずっと進んでいて、アメリカがキャッチアップを始めるのはイギリスが技術供与に全面的に協力するようになってからだと言われています。

そんなアメリカが日本を開戦に追い込むほど強く日本に出たのは、日本の力に対する単なる人種偏見的な侮蔑があったと思われます。真珠湾の奇襲も「ルーズベルトの陰謀説」より、単純に油断していたと考えた方が理屈にあっています。「今なら何とかなるかもしれない」と考えた日本海軍の分析もあながち見当外れとも言えません。

しかし、大東亜共栄圏で日本の繁栄を築こうと考えたり、速攻でアメリカを撃破してしまおうというのは、大戦略も小戦略も微妙にずれまっくていたように思えます。株屋の言葉に「理路整然と大損をする」という言葉がありますが、日本はそうだったのかもしれません。

>  やっと読了しました。部分的には解釈・意見が異なる部分がありましたが、初耳の話も多く、たいへん勉強になりました。わたしに論評する知識・能力はありませんので、初耳部分を箇条書きにします。
> ○李鴻章に依る武力対応。
> ○官僚のポストとしての総督府の在り方。
> ○パリ講和会議での人種平等案の提出。同時期の、日本の植民地支配への、アメリカ議会での非難。
> ○中国に対する、条約違反との主張。
> ○リットン報告書の、わたし的には穏当な内容。
> ○対中貿易額の減少を、ボイコットのみに求めている態度。
> ○1939年時点での、アメリカの現有戦力が意外に少ないこと。
> ○水野廣徳の主張と存在。
> ○敗戦時でも食糧があったドイツ。
【2009/10/08 07:35】 URL | RealWave Consulting代表  #- [ 編集]


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