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馬場正博: 元IT屋で元ビジネスコンサルタント。今は「A Thinker(?)]というより横丁のご隠居さん。大手外資系のコンピューター会社で大規模システムの信頼性設計、技術戦略の策定、未来技術予測などを行う。転じたITソリューションの会社ではコンサルティング業務を中心に活動。コンサルティングで関係した業種、業務は多種多様。規模は零細から超大企業まで。進化論、宇宙論、心理学、IT、経営、歴史、経済と何でも語ります。

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F22は現代の戦艦大和
この記事を書いて1年半たち、中国がF22に対抗する殲-20を開発中との情報が入ってきました。事態は大きく変化しそうです。 殲-20はF22で対抗するしかないのか


f22-3.jpg
「世界最強」の戦闘機F22


表記について: F22は本来はF-22が表記として正式です。しかし、新聞など一般の記事ではF22と表記されることが多いため、このブログでもF22を使用します

最強の戦闘機

ラプター、猛禽というニックネームを持つF22は、アメリカ空軍に2005年から配備が始まり、世界最強の戦闘機と言われています。F22は現在就航している唯一の第5世代戦闘機であり、敵のレーダーで捕捉されにくい高度のステルス性を持っています。また、燃料を大量に消費するアフターバーナーなしに超音速で巡航が可能です。超高速での飛行はレーダーに捕捉される可能性をさらに低くします。

F22は現在航空自衛隊の主力戦闘機でもあるF15の後継機と位置づけられ、航空支配つまり戦闘機同士の戦いに勝ち制空権を確保することを主目的にしています。ただ、多用途の役割を担うことができ、爆撃能力を持たせることもできます。この場合、ステルス性を犠牲にすれば、燃料タンクや爆弾を外装し、遠距離の地上施設を破壊する能力を持つことも可能です。

航空自衛隊はF22をF15の次の主力戦闘機、いわゆるFXの有力な候補として検討しています。航空自衛隊は戦後一貫して、アメリカ空軍の主力戦闘機を採用してきました。F86、F104、F4、F15と続く航空自衛隊の戦闘機の歴史を考えると、F22を航空自衛隊がFXとして最適と考えるのは自然な流れと見ることはできます。

輸出禁止

F22は1980年代の冷戦中に計画され、当初750機が生産される予定でした。しかし一機あたり1億4千万ドルとあまりに高価なこともあり、183機が調達された段階で生産が中止されてしまいました。この背景には、冷戦後の世界情勢に対応したアメリカ軍の再編があると言われています。

本来であれば、日本がF22を購入すれば、生産ラインや雇用の維持のためになるのですが、1997年アメリカ議会はオベイ議員の提案(Obey Amendment)により、F22の対外輸出は禁止を決めてしまいました。アメリカは現時点でF22を日本に輸出することはできません。

F22を輸出禁止にしたのは、高度な軍事機密の移転を防ぐ目的なのですが、アメリカ軍の幹部や議会の防衛専門家たちは日本へのF22輸出を認めたいというのが本音のようです。イージス艦の秘密漏洩など、自衛隊の機密管理体制は問題があるものの、F22の生産ラインを維持することと、量産によりコストを下げることの利点は大きなものがありますし、同じ機種を使うことで、自衛隊とアメリカ軍の相互運用がより容易になることがあるからです。

ただ、F22を日本に輸出するとしても、日本でのライセンス生産を認めるか、F22の能力をどの程度切り落とすか(日本に輸出されるアメリカの先端兵器は普通アメリカ軍の使用するものと同じではありません)など、検討すべき課題は数多くあります。日本の購入価格が240億円に達すると見込まれることも、大きな問題です。

代替機

航空自衛隊がF22の導入ができない場合、いくつかの代替機が考えられます。その中でアメリカのゲーツ国防長官が推薦するF35は、もっとも有力な候補です。F35はアメリカとイギリスが中心になって多国間で開発されていて、アメリカ空軍では高価なF22を補完する役割を担います。2012年の配備開始が予定されており、価格もF22の半分以下になると見込まれています。

F35はF22と同様のステルス性を持っており、電子機器の能力はむしろ高いとされていますが、アフターバーナーなしで超音速に達することはできません。戦闘機としての戦闘能力はF22より劣っていると考えられていますが、多用途機として最初から開発されていて、爆撃機としては、より多くの兵器を搭載することができます。また、イギリス軍は垂直離陸(STOVL)できるモデルを使用する予定ですが、STOVLなら、近い将来海上自衛隊のヘリコプター母艦から発艦することも可能です。

ただ、F35の開発計画にこれから参加するとなると、日本の担当分を他国に輸出する必要があり、武器輸出を行わないという日本の方針に反することになります。この方針はアメリカとの共同で行われているミサイル防衛技術の開発では緩められてきていますが、障害にはなることは予測されます。

F35の他にはヨーロッパ諸国が共同開発したユーロファイターや、アメリカ海軍が2020年までは供用を続けるF18、さらに現有のF15の強化版なども挙げられています。これらはF22やF35のようなステルス性はありませんが、実戦配備についていて実績もあります。コストの点でもF22やF35と比べても安価です。ステルス性がないため、機体表面のメンテナンスという非常に費用のかかる作業は行う必要がありません。F15なら現有のF15と一体的な保守を行うことで、より経済的に運用できます。

周辺諸国の不安

F22に比べれば時代遅れ(F35は新しいが、戦闘能力は劣る)の代替機でなく、F22を必要とする理由として一番に挙げられるのは、日本の周辺諸国の戦闘機の能力が高まっていることがあります。中国はソ連、ロシアの旧式戦闘機を主力機にしていましたが、イスラエルの協力でJ10を開発し(中国のユダヤ人と新型戦闘機)ました。J10は実質的にF16の発展した第4世代の戦闘機です。

ロシアはもともとソ連時代から仕様上はアメリカの最新機と匹敵する性能の戦闘機を開発してきましたが、経済的な困難で更新が遅れていました。しかし、石油価格の高騰で息を吹き返し、装備の近代化を進めるとともに、F22に対抗する第5世代機の開発も行っています(ロシアと石油)。

周辺国の中で、日本の軍備に一番神経をとがらしているのは、むしろ韓国かもしれません。日本のF22の採用の行方について、韓国では日本以上に報道を行ってきたくらいです。その韓国は、航空自衛隊のF15Jより、新しく性能の高いF15Kを配備しています。韓国は経済規模の大きい日本が高価なF22を次期戦闘機にすると、対抗できなくなると真面目に心配しています。

日本人から見て、現在の一番の脅威は北朝鮮でしょうが、北朝鮮の航空戦力は日本とは比較にもならないようなものです。中心は旧式のMIG21で、比較的新しいMIG29などはごくわずかです。しかも、燃料の不足から練度は低く、実質的な戦闘能力はさらに低いと考えられます。

北朝鮮と本格的に事を構えるのであれば、迎撃、制空性能を重視したF22より、敵基地の攻撃のために、F35のような爆撃能力の高い航空機を多数持つ方が有効だという考えもあるでしょう。北朝鮮の側から見れば、日本を攻撃するのに、みすみす撃墜されるために戦闘機を飛ばすことはせず、ノドンミサイルで攻撃するでしょう。ノドンの撃墜にはF22もF35も役に立ちません。

F22は本当に強いのか

F22はアメリカの禁輸が解けたとしても、購入には一機240億円程度かかると見込まれています。F15は当初一機70億円程度で、現在でも100億円をくらいです。F22はF15の半分以下の機数しか購入できないことになります。日本の防衛予算は低下傾向ですから、3分の1程度になってしまうかもしれません。

プロ野球の選手は、超一流になれば1年に何億円もの収入を得ることができますが、二軍選手の収入は100分の1にもなりません。一般人から比べると、能力の差は紙一重のはずですが、プロ同士の戦いではその差が100倍以上の収入の差になります。

兵器も同じで、相手に勝てない兵器はただのがらくたです。特に空軍、海軍はハードウェアとしての兵器の差は決定的で、戦術や精神力で兵器の性能を補うことは困難です。F22も本当に他の戦闘機を圧倒する強さがあれば、高くても購入する価値はあるのかもしれません。

戦闘機の強い、弱いを判断する場合、基準となるのはまず空中戦での能力です。しかし、戦闘機は車でいえばレーシングカーのようなもので、機械の性能が高くても操縦士の腕前が悪ければ、負けてしまうということもあります。空中戦能力の判定は、同程度の技量の操縦士同士で比較する必要があります。

そのような前提での模擬空中戦で、F22はF22登場前は最強の戦闘機とされたF15に対し、100戦全勝との報告があります。F22は1機でF15を4機を同時に相手にして勝てるとも言われています。それではF15はどの程度強いのでしょうか。実際にF15が実戦で戦った例はわずかです。最初にF15が実戦で使用されたのは1990年の湾岸戦争ですが、このときF15はイラク軍のMIG29など38機を撃墜、損害はゼロでした。

その後、コソボ紛争でMIG29など4機、イラク戦争でミラージュ1機を撃墜したと報告されています。これらの戦いでもF15に損害はありません。見事な戦績ですが、湾岸戦争の撃墜中6割、コソボ紛争の4機すべては空中戦ではなく、ミサイルで撃墜しています。また、イラク空軍とアメリカ空軍では練度、技量に大きな差があると思われ、空中戦での戦績ほどF15が強いかというとそうとは言い切れない面もあります。

F15の前の航空自衛隊の主力機のF4は、ベトナム戦争で当時の最新型のMIG21などと戦い、相当の被害を出しました。このとき相手の北ベトナム軍の戦闘機は、ソ連人パイロットが操縦していたことも多かったと言われ、技量はアメリカ空軍パイロットに近かったと思われます。

しかし、ベトナム戦争でF4が空中戦で苦労させられたのは、レーダーに頼って視界の外からミサイルを撃つ攻撃が禁止されていたためです。現在は敵味方の識別信号により、有視界でなくても交戦することが可能です。F15が戦果の大部分をミサイルで得ることができたのもそのお陰です。

現代では、レーダーで敵機を発見し、ミサイルを発射して後はミサイルにお任せというのが、空中戦の基本です。空対空ミサイルの射程は中射程もので70-100km程度、短射程でも20km程度です。あまり装備されませんが、長射程では200kmに達するものもあります。200kmと言うと東京と静岡、100kmでも小田原くらいです。お互い目視は不可能です。

ミサイルで戦っている限り、F22の空中戦での格闘能力はあまり意味がありません。重要なのはレーダーに発見されないステルス性能です。F22の基本的な考え方は、相手からは見えない段階で、ミサイルで撃墜してしまうというものです。最高の格闘能力を持っているのに、それを使わないで静かに敵機に近付き、ミサイルを発射して撃墜するというわけです。F35を除くと他のF22の代替候補はステルス性能はありません。

F35はまだ配備が始まっていませんし、配備されても多用途で安価な(とは言っても1機100億円はするのですが)F35は制空用のF22に 空中戦では勝てそうにありません。空中戦ではF15のほうがF35より強いとも言われています。しかし、ここで素朴な疑問が起きます。F35がステルス性能を持っているなら、かりにF22がF35と戦うとして、どうやってF35を見つけたらよいのでしょうか。見えなければ戦いようがありません。

この話は、どんな盾でも貫ける矛(ヤリ)と、どんな矛でも防げる盾と戦ったらどうなるという、矛盾の語源になった話と同じです。そもそも相手から見えないステルス性能と、遠距離から撃墜できる優秀なミサイルを持つF22に、なぜ莫大な費用をかけて高度の空中戦闘能力を持たせるのでしょう。「いざという時」には役立つかもしれませんが、「いさという時」はあるのでしょうか。

Yamatotrials.jpg
戦艦大和

F22は現代の戦艦大和

F22の話を聞いていると、戦艦大和を思い出さずにはいられません。世界最強の戦艦だった大和は、空母が主力になった太平洋戦争では出番らしい出番もなく、最後は沖縄に向かって特攻攻撃のような自殺的出撃を行って撃沈されてしまいました。戦後日本人は大和のことをピラミッド、万里の長城と並べて「世界の三馬鹿」とまで言って揶揄しました。

大和が世界最強の戦艦だったことは間違いありません。戦艦の戦闘能力は甲板の厚さと、主砲の射程距離と破壊力で決定されます。大和は46cmの主砲と、対46cmの砲防御を施した桁外れの巨艦でした。最大排水量72,000トンは他の戦艦の2倍近くもあり、戦艦同士の戦いでは無敵が保証されたようなものでした。

大和は姉妹艦の武蔵とともに日本海軍の切り札として期待されたのですが、その前提は最大の仮想敵国アメリカの艦隊と戦艦同士の決戦を行うというものでした。これは、東郷元帥率いる連合艦隊が、ロシアのバルチック艦隊を壊滅させ、日露戦争の帰趨を決定した日本海海戦の再現を狙うものでした。

アメリカ海軍は太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河を航行させる必要から、大和のような巨大戦艦を作ることはないと考えられていて、大和は絶対的な優位に立てるはずでした。実際に建造されたアメリカ戦艦を見る限り、その予測は間違っていませんでした。

しかし、太平洋戦争では戦艦同士が主砲を打ち合うような海戦は一度もありませんでした。かりにあっても、日本海海戦のような戦争の行方を左右するようなものではありえなかったでしょう。太平洋戦争で決定的だったのは、航空戦力と何にもまして、いくらでも船や飛行機を生産できる工業力だったのです。

兵器として考えると、大和は世界最高水準の技術を集めた非常に優れた戦艦です。大和が期待された成果を上げることもなく沈められたのは、兵器としての大和の責任ではなく、戦争の兵器体系が航空機中心に変化したことと、国の資源の全てを投入する総力戦で日本がアメリカに力負けしてしまったことです。

大鑑巨砲主義と大和を馬鹿にする人は多いのですが、アメリカも戦争初期は戦艦を主力と考える艦隊運用をしていました。日米の違いは航空機が主力とわかった後、空母や飛行機、訓練されたパイロットをどれだけ供給できるかの差だけだと言ってよいでしょう(「失敗の本質」という本では、日本軍の戦術、戦略が敗戦の重要な要因だったとしていますが、瑣末な話です)。

F22も戦艦大和が戦艦同士の戦いでは最強だったのと同じで、戦闘機同士の戦いでは最強です。しかし、最強の戦闘機が必要だというのは、日本を爆撃編隊が襲い、その爆撃編隊を護衛する戦闘機を要撃するという事態を想定しているとしか思えません。そんな事態は太平洋戦争で日本海海戦が再現されなかったのと同様、あり得ないと断じて構わないでしょう。

航空自衛隊は日本の領空近くに不審機が侵入してきたとき、スクランブルといって、戦闘機が緊急発進を行います。冷戦時代はソ連の飛行機が四六時中日本付近に飛来しましたが、今でも年間200回程度のスクランブルが実施されています。最近では半分程度が中国機に対してのものです。

スクランブルは普通F15のような航空自衛隊の主力機が行います。F22も配備されればスクランブルに従事するでしょう。F15やF22を訓練を十分積んだ自衛隊パイロットが操縦すれば、どんな飛行機も日本の領空を侵犯することはできません。

ただ、スクランブルをそれほど強力でない戦闘機が行っても、役に立たないということはあまりないはずです。日本の領空に近付く不審機は、偵察目的や、単に近いづいてしまった戦闘能力をあまり持たない飛行機です。何も世界最強の戦闘機でなければスクランブルができないということはありません。

F22がステルス性能、強力なエンジンがあるから強いというのは、戦艦大和の46cm砲とか分厚い装甲と同じで、兵器を全体の文脈の中で考えず、兵器の性能だけに注目した話です。あるいはプロのスポーツ選手が用具にこだわるように、軍人があくまでも最強の兵器を持ちたいという、軍人の世界の判断を行っているだけです。勝てない兵器も無意味かもしれませんが、使う可能性のない兵器はもっと無意味です。

軍備は常識で考えよう

今、日本がF22を持つことを一番気にしているのは、前述のように韓国でしょう。韓国は日本がF15を持っているという理由で、F15を購入しました。韓国のことを馬鹿にすることはできません。韓国が日本より強力な兵器を持つと聞くと、落ち着かない気持ちになる日本人は少なくないはずです。

韓国とは竹島の領有権の問題を抱えていますし(竹島)、この世にあり得ないことはないという立場に立てば、韓国の軍事能力を気にするのは全く間違っているとまでは言いません。しかし、日本と韓国がお互いにファイトを燃やして高価な兵器を買い続けても喜ぶのは、アメリカの軍事産業だけです。

北朝鮮は日本にとっての脅威以外の何物でもありませんが、F22を持ったからといって、ノドンやテポドンが防げるわけではありません。その点、高価な戦闘機は持てないので、核兵器とミサイルが国家の防衛に役に立つと考える北朝鮮の戦略は、まだしも合理性があります(ただし、もっと大きな国家戦略のレベルでは信じられないほど愚劣ですが)。

ロシアや中国は強大な軍事力を持っているのですから、それに対抗する必要はないでしょうか。F22があれば当分は、中国やロシアの戦闘機が日本領空を制圧することはできないでしょう。しかし、ロシアや中国のように核兵器やミサイルを大量に持っている国々と「真面目に」戦争する気であれば、一点豪華主義のF22を導入しても大して役に立たないでしょう。それは戦艦大和が最後は航空機になぶり殺しにされたのと同じです。

防衛は国家の究極の義務とも言えるものですし、日本が一定の軍備を持つことは地域の平和のためにはむしろ役に立つのは確かでしょう。軍事的な空白地帯というのは、かえって危険です。同時に、軍事力のバランスが大きく崩れるような兵器は、それ自身危険があります。どんなに堤防を高くしても台風の雨量が増えることはありませんが、新兵器は容易に軍拡競争を招きます。

F22の導入のような問題は本来は軍事論議ではなく、政治的な判断に属するものです。日本は比較的最近までは、非武装中立かアメリカとの連携(実質的なアメリカの核の傘に入るということ)かという政治論議だけで軍備を論議してきました。非武装中立の主張は今となっては、明確なソ連側への利敵行為だったのですが(社会党はソ連から資金を受けてきたという有力な証拠があります)、自衛隊という軍事の専門家は、公の発言は抑制して黙々と兵力増強につとめてきました。

ところが、最近は軍事論議はむしろ自衛隊出身者によって語られるようになり(田母神論文を考える)、しかも日本独自の強力な軍事力を持つべきものだというものが目立ちます。軍事の専門家の意見は尊重すべきですが、どうしても兵器それ自身に関心が偏ってしまいます。どのような兵器体系、軍事力を持つかというのは、もっと大きな視点で考える必要があります。

結論を言えば、F22は対北朝鮮には必要もないし使いようもありません。他の周辺諸国にはせいぜい無意味な軍拡競争を招くだけの危険しかありません。アメリカがF22の生産中止を決めたのも、新しい時代の軍事戦略には無用の長物と考えたからに他なりません。それでも戦艦大和のようなF22を欲しがるのはなぜなのでしょうか。これも何かの国民性なのでしょうか。
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この記事に対するコメント

なんでもかんでも旧社会党が金もらって反対してきたじゃないだろ
F22の見方も浅い 編隊空戦はとっくの昔になくなっている
1機あたり3回分の武器弾薬しか保有してない航空自衛隊は単なる飛行クラブ
ジェットエンジンのタービンブレードすら設計できない日本が武器大国とは片腹痛いわ
【2012/07/25 20:07】 URL | 匿名 #- [ 編集]


なぜ詳しくないのに語ろうとするのか
【2012/07/29 09:49】 URL | 匿名 #- [ 編集]


現実にはもっと事態が変化している感じがします。どんなミサイルが飛んできても、領空に入る前に打つ落とさないと、防衛はできないでしょう。

でも実際に米ソは、攻撃した国の領空に入ってしまえば、あとはどうにかなる核兵器をすでに持っています。
【2012/08/21 10:27】 URL | とくめい #- [ 編集]


F-22は戦艦大和とかw

少なくとも、これからの航空優勢は相手より先に発見して攻撃するってのが鍵になるっていうのにw

【2012/08/22 16:51】 URL | 匿名 #- [ 編集]


ステルス同士の戦いになったらどうするのか
【2012/09/17 10:52】 URL | 匿名 #2EDrQgLs [ 編集]


アメリカは上陸戦で戦艦を活用している
【2012/09/17 11:21】 URL | 匿名 #- [ 編集]


まったく違う
F-22のデータリンク・クラウドシューティングについて勉強するべきだ
単純性能が優れているだけのデクノボウ戦艦と一緒にするな
【2012/09/26 20:28】 URL | 匿名 #- [ 編集]


スクランブル発信から万一ドッグファイトになったらどうしましょう?
殲20を開発している隣国がある中、日本にはF22のような最強の制空戦闘機が
必要だと思いますが。中国は第四世代機が大幅に増えています。
今やF15があるから安心という時代ではないです。
【2012/10/06 18:38】 URL | 匿名 #- [ 編集]


あのー戦艦大和は米軍の沖縄上陸を少しでも遅らせる為に敢えて無謀な戦いを挑んだんですよ。
【2012/10/26 21:48】 URL | 匿名 #- [ 編集]

史実も現実も知らず学びもしないと
ほんとに知ったかぶりだな(笑
F15の寿命が尽きる
国産FSXは一度潰された経緯がある
じゃあF35にしろと?
【2012/11/11 11:27】 URL | 出之 #A4OU7wRk [ 編集]

自分にはおもしろいお話でした
軍事に詳しい方がみれば、細かい部分はツッコミどころが多いようですけど、そこはさておき、
あまり詳しくない自分には、「性能だけでなく値段もバカ高い戦闘機が現代日本に必要なのかどうか」を考える機会を与えてくれたよいお話でした。

【2013/01/06 11:46】 URL | 匿名 #VWFaYlLU [ 編集]


おもしろいお話をありがとうございました。
失礼ながら上記で批判されている方々の知識も浅く思いますし、筆者様がどう大和になぞらえたのか理解していないように思います。
ところで、端的にF22は欲しかったというのが私の想いです。
能力、軍事バランス等の理由もございますが、日米関係、特に防衛省と国防総省及びアメリカ議会との信頼関係を一段と深めるには絶好の機会であり、そうであればさほど高い買い物ではないと思えたからです。
4年前の記事ですがコメントさせて頂きました。
【2013/03/10 10:24】 URL | 匿名 #ew5YwdUc [ 編集]

ご苦労様です。
今となっては、F22ステルス戦闘機が米韓合同軍事訓練に参加するため韓国に到着した(=米空軍嘉手納基地に暫定配備中)わけだが、駒というのは使われるべくして使われるものだね。
【2013/04/04 17:10】 URL | sengoku #kLCZl7R6 [ 編集]


批判コメントする奴も実はとんでもない馬鹿だったとか、最悪のパターンだな。
この記事がすべてそうだというわけではないが、批判してるやつも主観的なコメばっか
なんで生産中止になったのか考えたことあんのかと
普通はどうしても必要ってなら高くでも作るだろうが
【2015/02/26 16:57】 URL | 匿名 #- [ 編集]


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