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馬場正博: 元IT屋で元ビジネスコンサルタント。今は「A Thinker(?)]というより横丁のご隠居さん。大手外資系のコンピューター会社で大規模システムの信頼性設計、技術戦略の策定、未来技術予測などを行う。転じたITソリューションの会社ではコンサルティング業務を中心に活動。コンサルティングで関係した業種、業務は多種多様。規模は零細から超大企業まで。進化論、宇宙論、心理学、IT、経営、歴史、経済と何でも語ります。

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ダンバー数
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人間がお互い同士良く理解し合ったグループを形成するとするには、グループの人数は150人を超えてはいけないそうです。この説はもともと英国の人類学者のダンバー(Dunber)という人が発見して、Dunber's Numberとも呼ばれています。

ダンバーは霊長類の群れの大きさを研究して、大脳皮質の大きさとグループの大きさに相関関係があることに気がつきました。これは霊長類がグループを作るにはグルーミングつまり毛繕いをお互いするような濃密なコミュニケーションが必要で、このような濃密な関係を維持するのは大脳皮質の大きさに制約されるからだとダンバーは考えました。彼によると言語というのはグルーミングをお手軽にする(cheep grooming)と考えられ、人間は言語によりグループサイズを他の霊長類より大きくできるのすですが、個々の関係を濃密に保つには150人が限度だということです。

ダンバーはこの150人という数字を多数の未開民族のグループの大きさが平均最大148.4人であることから得たのですが、未開民族の村とおなじような運命共同体である軍隊でも150人(中隊規模)が一つのユニットとして統一した作戦を実行できる上限だと考えられていています。 また、Gortexで有名なゴア社は社員を上下の区別無く共同者(associate)と呼んで、ビジネニットが150人を越えると、常に細分化を進めています。ゴア社の人の話では150人のグループの中では、誰がどのような仕事ができるか、業績を達成しているかが明白なため、上司の指示などなくても皆一生懸命仕事をするそうです。

実際の企業は150人をはるかに越える規模のものは沢山あります。大きな国家は何億もの人口を持っています。しかし、150人を越えた集団で個々の人の性格や仕事、生活を互いに理解することは確かに困難です。そのために、150人を越える集団は何らかの組織や抽象的な観念で結びつけられている必要があります。また、150人以下でも短期のプロジェクトのような場合個人的な力量や仕事ぶりを互いに把握できるのは10-20人という規模でしょう。

企業の話を言えば150人というのは中小零細企業が中堅、大企業へと変貌するための大きな屈曲点になっているようです。「バス1台に乗れる規模が会社ではやりやすい」と言ったりしますが、バス1台では50人ですから、企業と言うより個人商店かもしれません。150人ともなると管理担当役員などがいて、人事、経理、総務全部見ていたりしますが、個々の人の動きは社長は十分に把握していると言うことでしょう(もちろん優秀な社長ですが)。

しかし、150人を越えると従来の個人的な関係の集合で企業を運営することは不可能になってきます。組織、ミッション、評価というようなものが重要な意味合いを持つようになり、思いつきで属人的な経営は許されなくなります。多くの企業にとって150人は鬼門のようですね。これは霊長類がグループを作るにはグルーミングつまり毛繕いをお互いするような濃密なコミュニケーションが必要で、このような濃密な関係を維持するのは大脳皮質の大きさに制約されるからだとダンバーは考えました。彼による言語というのはグルーミングをお手軽にする(cheep grooming)と考えられ、人間は言語によりグループサイズを他の霊長類より大きくできるのですが、個々の関係を濃密に保つには150人が限度だということです。
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テーマ:進化論的組織論 - ジャンル:政治・経済

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