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馬場正博: 元IT屋で元ビジネスコンサルタント。今は「A Thinker(?)]というより横丁のご隠居さん。大手外資系のコンピューター会社で大規模システムの信頼性設計、技術戦略の策定、未来技術予測などを行う。転じたITソリューションの会社ではコンサルティング業務を中心に活動。コンサルティングで関係した業種、業務は多種多様。規模は零細から超大企業まで。進化論、宇宙論、心理学、IT、経営、歴史、経済と何でも語ります。

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英語が絶対に上達する方法
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筆者は英語教育の専門家ではありません。そもそも英語も大してできません。ネーティブレベルからは程遠い英語力です。ここで書かれている内容は、雑学的知識と筆者自身および筆者がマネージメントとして部下の英語力向上に苦労した経験に基づくものです。


ダイエットと英語

この二つには数限りない方法が今まで提案されてきましたが、ほとんどの提案には共通点があります。「楽して効果的に目的が達成できる」というものです。確かに「好きな物を好きなだけ食べてダイエットできる」という方法はあります。一日30分から1時間の有酸素運動をすればよいのです。食べる量がどんなに多くても運動量をそれにあわせて増加させれば、ボクシングの試合に出るのでもなければ、ほとんどの人は満足できる程度まで痩せることができます。

「有酸素運動を毎日続けるような面倒くさいことはできない」と言いだすと、食事を減らせばやはりダイエットは達成できます。しかしそれもつらくて嫌だということになると、ダイエットは急に難しくなります。というより科学的には信頼のおける、運動も食事制限もなしでダイエットできる方法は存在しないと断言してよいでしょう。

食べた物を記録するだけで痩せるというレコーディングダイエットも記録することで徐々に食事量への自覚が高まって、結果的に食べる量が減るというものです。簡単そうですが毎食の食事内容を全て記録していくのはそれなりに忍耐と努力が必要ですし、効果も個人差が大きく全然痩せない人も少なくありません。

食べたり飲んだりして痩せるとはっきり証明された食品はありません。カロリーの高いものを別な食品で置き換えることで痩せることはあるでしょうが、付け加えて痩せる食品などあるはずがありません。「体脂肪を洗い流す」という宣伝をしているメーカーもありますが、そんなものは仮に効果があったとしても非常に限定的でしょう。

食事制限と運動というはっきり確実に効果がある方法が存在するのに、科学的な根拠もなく自分には効果があったというだけで(それも本当かどうか確認できないことも多いのですが)「画期的な我慢せずにできるダイエット」という本が次々に出るのは、人間は努力がいかに嫌いかということです。

英語もダイエットを同じで楽して上達する方法などないことはわかりきっているはずですが、簡単にベラベラ英語をしゃべることでできるような宣伝があふれています。実際には英語力の向上はダイエット以上に困難です。少なくともダイエットは食事を制限して運動するというつらいかもしれないが、絶対確実な達成方法がありますが、英語力向上で全員が合意せざる得ないような確実な方法論はありません。

睡眠学習

楽をして英語を身につけたいという気持ちにストレートに応えるのが、睡眠学習です。寝ている間に英語の会話なりなんなりを流して、目を覚ましたら頭にそっくり入っている。こんな楽なことはありません。「もっと勉強しなさい」と言われたら「はい、一生懸命もっと寝ます」と言えばいいのですから、まさに究極の努力のいらない勉強法です。

残念ながら、睡眠中に効果的な学習を行えるという科学的な実証実験は存在しません。音楽のメロディーのようなものであれば、あるいは知らないうちに睡眠中の曲想が記憶に残るようなことはあるかもしれませんが、語学のように複雑なものを組織だって記憶にとどめるのに睡眠中の学習は全く役に立たないと言ってよいでしょう。

睡眠学習のようなものは科学的な手法としてはもちろん、宗教的な儀式や信仰心を高めるためにも利用されたという話はありません。長い人類の歴史の中でも睡眠学習の有効性は否定されてきたと考えられます。夢占いはあっても、夢修業は存在してこなかったのです。

子供の言語習得法

子供は言葉を自然に身につけてしまいます。子供のように意識的な努力なしで、いつの間にか英語をしゃべるようになる方法はないのでしょうか。意識的でも子供のように能率的に流暢に英語がしゃべることができないものでしょうか。

人間は生まれてから何カ月の間かは、意識もなく、言葉の中身もなにもわからないうちに、話しかけられた言葉を覚える能力があります。この能力はパソコンがウィンドウズを立ち上げる時のようにハードウェアとしての人間が持っているもので、一生のうちで一回だけ使うことができます。このような学習法が利用できるなら、語学を学ぶことはほとんど生理的な現象のようなものになるでしょう。

再び残念ながら、この人間がハードウェアとして持っている語学習得力は生まれてから数カ月しか有効ではありませんし、使えるのは一回限りです。母国語を学ぶように別の言語を学ぶことはできないというのが結論です。

しかし、生まれたばかりの赤ん坊でなくても子供は外国語を素早く習得します。習得が速いだけでなく、年少のうち、遅くても12歳以下で現地で学んだ外国語はほとんど母国語同然に話すことができるようになります。この場合自分の両親の言葉、つまり本来の母国語もどちらも話すバイリンガルの能力を持つことも可能です。

共通の言語を持たない民族がお互いの意志粗疎通のために両方の言葉を合わせて作られた言葉をピジン語ということがあります。ピジン語はいってみればネーティブのいない言語です。誰一人ピジン語を流暢に話すことはできません、誰にとってもピジン語は外国語です。

ピジン語の表現力は限られていますし、確立された文法もありません。非英語国民の外国人と英語しか共通の言葉がなく、どちらも片言の英語で会話した経験を持つ人もいると思いますが、ピジン語というのはそのようなものです。

ピジン語が次の世代に受け継がれると、言葉としての完全さを備えたクレオール語になります。クレオール語は他の言語と同様に洗練されていて複雑な意志疎通を行うことができます。クレオール語を作り出すのはピジン語を話していた大人の子供たちです。子供たちにとってもクレオール語は本当の母国語ではありません。

クレオール語を作るのと同じ能力を使えば、外国語を母国語同然に身につけることができます。しかし、このような能力は12歳を過ぎると急速に失われます。移民の子供で年齢が2-3歳しか離れていない兄弟で上の方が訛りの強い言葉しか話せないのに、下の方は自然なアクセントで話すことができるということはよくあります。

何とか12歳以下の子供がクレオール語を作り出すような能力を獲得することはできないでしょうか。可能性が完全に否定されているわけではありませんが、言語習得力が年齢によって根本的に異なっていることから、この能力は脳の発達状況に密接に関係したものと推定するのが妥当でしょう。子供のように言葉を簡単に覚えて、ネーティブ同然に話せるようになるのは、ほぼ不可能と考えるしかありません。

聞き流しで覚える

子供と同じやり方はできなくても、四六時中英語を聞いていてるうちに自然に英語を覚えるというのはどうでしょう。このようなことを標榜している英語教材の会社もありますし、これなら効果がありそうな気もします。

しかし、これらの教材の説明を見ると単純な聞き流しではなく、たとえば5分づつの単位で一日何度か時間の隙間を見つけて聞くことで英語独特の音やリズムになれるというものです。 これではちょっと目には普通の英語教材とあまり変わらないように思えます。

英語を勉強しようと思ったら、英語の音に慣れることは必要ですし、録音されたネーティブスピーカーの英語を聞くのは基本中の基本です。「聞き流し」とか「聞くだけ」とことさら言うこともないのではないかという気がしてきます。そのような従来型の焼き直しのような方法ではなく、本当にバックグラウンドミュージックのように英語を聞いているだけで、「ある日突然英語が口から飛び出してきた!」という具合にならないでしょうか。

まぁ無理でしょうね、というのが結論です。少なくとも音楽のように聞くだけでは英語が頭の中に入ってくることはないでしょう。英語の音に慣れることは意味があるでしょうが、FENを一日中聞いていたから英語ができるようになることは考えられません。なぜならいくら音に慣れても言語の音は意味と結びつく必要があり、ただ音を聞くだけでは、いつまでたっても意味との結びつきができないからです。

英語の音にずっとさらされることで英語の音に慣れることは効果があるでしょうし、発音もネーティブ風になることも期待できます。しかし、ただ英語の音声を流すだけで、いつの間にか英語が身に付くことはまずありえません。その部分は別の努力で克服することが必要です。少なくとも英語を学ぶための努力が聞き流し方式でそれほど軽減されることはないでしょう。

英会話スクールはほとんど役に立たない

世の中に溢れている英会話スクールの効果はどうでしょうか。もちろんどの程度英語力が向上するかは、英会話スクールに行く頻度と時間によって大きく違ってくきます。とは言っても、週1回1時間程度の授業(これでも費用、時間とも少ない犠牲ではありませんが)では効果は非常に僅かでしょう。

生まれてから英語で外国人と会話をしたことがない、という人も世の中には少なくありませんから、経験していないことを経験するという意味はあります。しかし、それは最初何回かスクールに行けばすむことで、それ以上の効果はあまり期待できません。

問題の一つは英会話スクールが全くなじみのない言葉、たとえばスワヒリ語とかタミール語のように基本的な文法もろくに知らない人を対象にするような、やり方をしていることがあります。初心者は単純な文章を疑問文にしたり、主語を替えたりして英語を勉強するような方法を取らされます。ところが多くの日本人、大学受験を経てかなり英語を学んできた日本人は基本的な文法などは十分理解していて、不足しているのは英語をベラベラしゃべる能力です。簡単な文法を一生懸命教わるのは時間の無駄というものでしょう。

結論から言って、英会話スクールは効果がない、少なくともかける時間と費用に見合った効果はないと断言できます。とくに会話能力でレベル分けされたグループレッスンは役に立たないと考えて間違いありません。グループ分けでは英語スクールに長年通っていて、英会話にはそれなりに慣れていても、単語力など本質的な英語力の劣る人が上級になりがちです。そのような人たちと同じグループでとつとつを下手な英語を聞きあっても英語がうまくなるはずがありません。

呆れるのは英会話スクールが映画が字幕なしで楽しめるとか、外人と対等に議論を闘わせることができるような宣伝をしていることです。これはゴルフスクールが初心者が翌年のマスターズの参加資格を得ることができると言っているようなものです。広告に誇張は付きものですが、もう少し現実的なことが言えないものでしょうか。

受験英語は役に立つ

日本の英語教育批判で一番納得がいかないのは受験英語批判です。平均的な大学出たての新入社員に英会話能力はあまり期待できませんが、訓練で向上する可能性が高いのは、一般的には受験英語が強かった偏差値の高い学校の卒業者です。英語での受験をしなかった大卒者は向上のための努力が相当要求されます。

理由ははっきりしています。外国生活が長いなど特別な環境で育たない限り、平均的な日本人の英語力は受験のための英語の勉強に支えられているのです。受験英語を一生懸命勉強した人は、文法能力は十分ですし、単語力もかなりあります。どんな外国語でも文法や単語を学ぶのには相当努力が必要です。簡単に英語力を向上させる方法などないのですから、過去の努力は貯金として役に立ちます。

受験英語に対する批判の主な理由は、いくら受験勉強をしても会話能力が身に付かない、英語をしゃべることができない、というものです。しかし、英語で本当に努力が必要なのは単語力です。単語を知らなければ知的な会話はできません。単語力さえ確かなら会話能力が低くても高度なコミュニケーションは可能です。

受験英語で不足しているものがあるとすれば、もっと沢山の文章を読み、もっと沢山の単語を覚えることでしょう。そんなことを要求すれば英語の勉強の負担はさらに大きくなります。しかし、英会話の授業を必修にするくらいなら、もっと沢山英語を読ませる訓練をした方がよほど本質的な英語力は向上するでしょう。

会話能力の向上を目指すなら、日本の学校なら大量の文章を書かせるやり方が効果的だと思われます。日本人の英語教師に十分な英作文の能力は期待できませんが、細かい文法や表現の英語らしさをあまり気にせずに沢山の文章を書く能力を向上させれば、しゃべる訓練は後からいくらでもできます。


英語が絶対に上達する方法

どのような英語力を身につけるべきかは「何のために」ということがはっきりしていなければ答えようがありません。留学したい、就職で英語力を求められている、ということなら、ToeflやToeicで一定の点数を取ることが必要ですし、傾向と対策のない試験はありませんから、点数がとれるような訓練をすればよいでしょう。理屈はありません。

タンカーで外国人の船員を使って船を動かすというのなら、お互い訛りの強い英語でコミュニケーションを行う会話力が要求されます。海外旅行ならチェックインができて、レストランで注文ができれば団体旅行でなくても概ね楽しめます。どちらも英語力を高めると言うより、特定の状況に慣れることで用を足すことができます。

多くの日本人のビジネスマンが求められているのは、電子メールで確実に意志疎通したり、プレゼンをすることができることでしょう。業界特有の単語や技術的な単語は仕事をしながら、それこそ自然に大きな努力をしないで覚えられますから、求められるのは知的な人間と思ってもらえる程度の英語能力です。

このような英語力を確実身に付ける方法はあります。ただし、前提としているのは大卒のビジネスマンです。このレベルの人たちは会話学校で文法を改めて学ぶ必要はありません。不安があれば、学習参考書を1冊買って、ざっと復習すれば十分です。

(1) 辞書を引く時間を除き、10-15分程度で読める英文を、英字新聞、雑誌などから選ぶ。身近な話題の記事で内容に親しみが持てるものにする。辞書を引いても意味の十分わからないものは使わない。
(2) 英文を声を出して読み、次に書き写す。筆記、タイプどちらでも良いが、ワープロで自動的にスペルチェックを行えるものを使うと、スペルを間違えない訓練になる。
(3) 書いた文章をできるだけ記憶して音読する。間違えても構わないが、何度か繰り返してできるだけ記憶する
(4) スピードが速くなってきたら、英文の長さを長くしていき、最終的に雑誌半ページになるくらいまで長くしていく。
(5) この作業を1回2時間を目安に毎日、最低週6日行う。
(6) 選択する文章は、ビジネス、政治など一般のビジネスマンにとって身近なものを中心にする。スポーツ、芸術、医療関係もよいが、単語に特殊なものが多いので、趣味に偏り過ぎないように注意する
(7) ある程度単語に慣れてきたら、FENやCNNなどの英語のニュースを聞いてみる。単語と内容はかなり理解できるので、聞き取れないことを気にしないで聞いてみる。ただし、この練習は毎日の2時間の勉強とは別に時間を取って行う。

上の訓練を1年続けると英語力は格段に向上します。多分、特別勉強をしないで数年海外で暮らしたビジネスマンよりはるかに地力のある英語力がつくはずです。

1日2時間ですからかなり忙しい人でも不可能ではないでしょう。英会話スクールのようには金もかかりませんし、予約が取れない悩みもありません。正しい英文を書くことに習熟するので、電子メールで戸惑うこともなくなってきます。

良いことずくめのやり方ですが、効果はあっても実行できる人はごく僅かでしょう。正直言って筆者は1週間で挫折しました。挫折しなかった人は、いつの間にか読み書きのコミュニケーション能力は日本人としては達人の領域になっていました。

ダイエットも英語も確実に成功する方法があります。その方法を実行するのは至難の業です。しかし、楽な方法というのはまず間違いなく科学的根拠も実績もない不完全なものです。世の中努力してもダメなことはいくらでもありますが、努力しないで大きな成果を上げることは至難のようです。


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この記事に対するコメント

はじめまして。
初めてコメントします。
私は、留学の経験もありませんが、少数ながら、子供と、大人に英語を教えています。
本当におっしゃるとおりです。
私もパーフェクトではありませんが、かなり自分なりに努力して、留学しないで、どこまでできるものかと、やってきた経験でいえることは、文法力がしっかりしていないと、やはり、挨拶と観光の英語以上は難しく、相当の努力が要ると思っています。
だから「英会話」「英会話」と言ってる人は、私のダイエットと同じなんだ、と納得しました。
【2010/02/08 15:29】 URL | gallopping #qqBcQf2I [ 編集]


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