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馬場正博: 元IT屋で元ビジネスコンサルタント。今は「A Thinker(?)]というより横丁のご隠居さん。大手外資系のコンピューター会社で大規模システムの信頼性設計、技術戦略の策定、未来技術予測などを行う。転じたITソリューションの会社ではコンサルティング業務を中心に活動。コンサルティングで関係した業種、業務は多種多様。規模は零細から超大企業まで。進化論、宇宙論、心理学、IT、経営、歴史、経済と何でも語ります。

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EQ - 鏡の中の自分 (1)
Mirror-Mirror(b).jpg

IQ (Intelligent Quotation) に対してEQ (Emotional Quotation)-心の知能指数という言葉が登場したのは1995年のことです。その後EQという言葉はビジネスだけでなく一般社会でも広く使われるようになりました。EQの提唱者であるダニエル・ゴールマンはがリーダーに求められるEQの特質について、

1)ビジョン型
2)コーチ型
3)関係重視型
4)民主型
5)ペースセッター型
6)強制型

の6つのスタイルにわけ、前者4つを前向きなリーダーシップスタイル、後者2つを危険なリーダーシップスタイルとしています。そして、前向きなリーダーシップを身につけるためには、EQの最も重要な要素である他人への共感の能力を持つ必要があり、そのためには、自己認識、自己管理、社会認識、人間関係の管理をコンピーテンシーとして確立しなければならないと述べています。

さて、ビジネスの社会から一般社会でも重要視されるようになって来たEQですが、その実態は何なのでしょう。IQは頭の良し悪しを示していることになっていますが、実際には知能というものは厳密には定義されてはいません。それでもIQは、IQテストという形で長年多数の人の測定を行っていますし、測定されたIQの分布が人間の他の形質、つまり背の高さ、体重などと同様に正規分布になっていることで、何らかの人間の属性の実態を示していると考えられています(もっともこれには注意が必要です。大して意味のないクイズや山勘を試すような問題でもランダムにしか正答が得られないようならば、正答率は正規分布にしたがいます。つまり正規分布を形成しているということは、IQテストが意味があるという可能性と同時に、無意味である可能性も示しているのです)。ところがEQは一般的なEQテストというものもありませんし、多数の人を長年測定した歴史もないので、人間の能力として具体的な何かを表しているのか、そもそもEQを軸にして議論することが意味があるか疑問視する人さえいます。

しかし、EQの本質が他人(ビジネスの場であれば、部下だったり上司だったり、あるいは顧客だったりするわけですが)への共感力であるとすると、ビジネスとは違った角度から考えることができます。そもそも人間にはなぜ他人への共感力があるのでしょうか。もちろん、EQを持ち出すまでもなく他人への共感力が乏しく、他人のことを考えることが苦手
な人は社会的に不利な立場に立たされる危険性が高くなります。家庭生活でも夫婦の配偶者に対する不満の多くは、相手が自分のことをわかってくれないということです。社会生活で不利になる、夫婦生活がうまくいかないというのは、進化論的に考えれば子孫を残すのに不利な条件でしょうから、人類の進化の歴史の中で他者への共感力は遺伝的に強化され続けたと考えることができるかもしれません。ただ、ここで疑問が残ります。人はなぜ他人のことをうまく理解できない、共感力が乏しい人が嫌いなのでしょうか。当たり前と思うかもしれませんが、私たちはぼんやり歩いていて電柱にぶつかっても、避けてくれなかった電柱に本気で腹を立てたりしません。人間に対し共感力がないと言って怒るのは、人間というものは本来共感力があり、にもかかわらず人を理解しようとしないのは、自分の利益しか考えない反集団的な性格の現れだと思うからでしょう。共感力(EQと言っても良いですが)が人類の進化の上で重要なファクターとなったのは、順番から言って人間というものは相手が共感力を持っていると期待できる以前、つまり社会的適合性として機能する前から生存競争で有利だったからではないかと考えられます。では社会的適合性以外で共感力が生存競争で有利になった理由は何なのでしょうか。 (この項続く
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テーマ:進化論的組織論 - ジャンル:政治・経済

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