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馬場正博: 元IT屋で元ビジネスコンサルタント。今は「A Thinker(?)]というより横丁のご隠居さん。大手外資系のコンピューター会社で大規模システムの信頼性設計、技術戦略の策定、未来技術予測などを行う。転じたITソリューションの会社ではコンサルティング業務を中心に活動。コンサルティングで関係した業種、業務は多種多様。規模は零細から超大企業まで。進化論、宇宙論、心理学、IT、経営、歴史、経済と何でも語ります。

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Twitter的ブログ(地球温暖化論の研究の中間報告)
Twitterでつぶやきだして、ブログの手が少しお休みになっているような気もします。Twitterでご報告したように、地球温暖化懐疑派という、温暖化を認めない人々のことを少し調べているのですが、反原発派と違って、こちらは専門家風の人が多く、科学の初歩をわきまえないような論調はほとんど見当たりません。

ただ、懐疑派という大変穏当な名前と違って、実際には懐疑派のほとんどは「反地球温暖化論者」です。そして反地球温暖化論の根拠の多くは地球温暖化論の根拠のあいまいさとクライメートゲートとも言われるデータねつ造などを含めた地球温暖化論者側の「狂信的」行動です。

「科学的」に考えると地球温暖化論者の持ちだした地球温暖化の証拠がいい加減だろうと、地球温暖化論者に独善的、イデオロギー的行動があろうと、それで地球温暖化が否定されるわけではありません。「まだ、100%地球温暖化を信じるわけにはいかない」という結論がせいぜいのはずですが、そのような謙虚な言い方をする人はあまりいません。

地球温暖化論者も負けてはいません。「懐疑派バスターズ」なるグループを組織して、「地球温暖化懐疑論批判」という冊子まで出しています。この冊子は文部科学省科学技術振興調整費により国費で作られていて、インターネットでただで入手可能です。

これに対し懐疑派が黙っているはずもなく『地球温暖化懐疑論批判』の誤謬というHPをたちあげ、「『地球温暖化懐疑論批判』という冊子の内容は、およそ科学の名に値しないものである」として、何と冊子の内容について執筆主体の東大IR3Sに対し名誉棄損の訴訟を起こすことにしました。

訴状をざっと読むと「権力によって自然科学の論争における反対意見を封殺した上で、誹謗・中傷によって研究者の人格攻撃を行い、社会的に葬り去るという異常な事態を看過することは出来ない」と、怒っているのですが、科学的な判定がどちらに部があるかを別にすれば「口汚さ」で懐疑派が温暖化に負けているとも思えません。

科学論争でも学者同士が憎しみ合いに発展するほど論争がヒートすることは珍しくありませんが、訴訟沙汰になるのはあまり聞いたことがありません。大体名誉棄損になるかどうかは、科学論争ではまず非難されたり攻撃された内容が科学的にどこまで妥当かが大きく関係してくるはずです。

たとえば、「太陽は地球の周りをまわっていることは、太陽の動きを目で見れば明らかです」と大学で物理学の教授が講義したら、「信じられないような低能で、大学教授の資格はない」と言われても「名誉棄損だ!」とは言えないでしょう。

地球温暖化が本当に目前の脅威なのか。その原因は人間活動による温室化ガスの増加のせいなのか、そんなことを裁判所が判断できるはずもありませんし、判断させるべきではありません。腹が立つところまでは理解できますが、裁判沙汰にするのは学者としてまともな思考回路を持っているか疑いたくなります。

裁判沙汰はともかく、地球温暖化論争は経済問題であり、政治問題でもあります。地球温暖化に疑問を投げかけたのは、最初は石油業界でしたし、京都議定書批准を拒否したブッシュ政権の支持の学者がそれに続きました。

今では地球温暖化懐疑論は週刊新潮やSAPIOのような反左翼的なマスコミに多く紹介されるようになりました。かつての左翼は環境論者に、右翼は懐疑派に多く移行したようです。

確かに、地球が本当に温暖化しつつあるのか、その原因に人間が排出する二酸化炭素などの温室化ガスが主要な原因かということに色々な不確かな要素はあるようです。1週間後の天気が予報できない大気のシミュレーションモデルと基本的に同じものを使って地球温暖化の予測を行っていると聞くと疑わしさはますます募ります。

しかし、未来は不確かでも過去は大分詳しくわかるようになってきました。ヤンガードリアス期と呼ばれる最終氷河期が終わった1万3千年ほど前から約1,000年ほど寒冷期に急速に戻った時期があることが知られていいるのですが、最近の研究で地球の平均気温が10度以上低下した寒冷期へは数10年、寒冷期からの回復は数年単位の期間で移行が行われたことが分かってきました。

ヤンガードリアス期への突入と復帰に人間活動がは一切関係ないでしょうが、氷河期にも匹敵する地球の気温の変化が地質年代的な長さではなく、数年という人の一生と比べても短い期間で起こることがあるのです。

実は1970年代は氷河期が到来することが大きな脅威として気象学者の間では考えられていました。今の地球温暖化論は1980年代から温暖な気候が続いた、短期的な反動ではないかというのは当たっていなことはありません。

しかし、激しい気温の変化が突然わずかな期間で起きる危険に人類がさらされているのは事実です。バカ扱いされたと裁判を起こすのは自由ですが、本当の相手は自然だということを忘れてはいけません。
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