視点の食い違い 30年を越える村上ファン歴を持ちます。今回のスピーチはあるべき過去を語った物で、未来は保留しています。但し村上氏が何も考えていないとは考えにくいです。馬場さんのご指摘は承知なのではと想像します。スピーチの長さ・趣旨より具体例に触れないことにしたか、自分の中で熟していないとの判断だと思います。
【2011/06/14 12:06】
URL | 桃栗 #- [ 編集]
エネルギーの奴隷 いつも卓見溢れるブログ拝読しています。横浜市の主婦です。
私もこのブログの趣旨に賛成です。原発を止めても今後もエネルギー問題はますます熾烈になるでしょう。原発が悪であったかどうかは、その恩恵で40年間暮らした実績から明らかです。人類は今後エネルギーの奴隷となり、そこから糧を得る為にのみ戦う暮らしになるのでしょうか。
馬やロバに乗り、帆船を操り暮らす日本に100年後は戻っているように思います(ひ孫の時代)。
【2011/06/15 15:04】
URL | てんとう虫 #- [ 編集]
特に村上春樹さんのファンでもなく、著書をまともに読んだ事もない者です。しかし、スピーチ内容には感銘を受けました。 馬場さんの論旨も理解しない訳ではありません。が、フクシマ原発事故による放射線被害は今後数十年掛けて明らかになってくると予測しますし、現在進行形の中では予断を許せる状況にもありません。また、それぞれの統計確率的な各種原則論(自己欺瞞の罠にはまっていると感じているのですが)に守られた原発神話派や放射線医療の分野から正しい情報が得られるとも思いません。 私の亡母は地方医療の開業医でしたが、医療分野における医学の発達と傷病発症の高度化/複雑化の輪廻の現実を早くから見抜いていました。(古くからの医療学会でも主要議題になっていたことです) 人智の及ばぬところを侮って人間の管理下に置けるなどとは思わぬことです。真摯な眼と畏敬の念を持って弛まぬ努力を続けるしかありません。 病原菌ウィルスと同じです。医学と科学は違うからと言って、核エネルギーや原子力を制御出来ているとは思わぬことです。 私は原発反対でも賛成でもありません。村上さんの述べられた「原罪」と人間としての「業の深さ」を痛感させられているだけです。 残された人生、ここで安易な妥協だけはしたくありません。 (失礼しました。目障りでしたら、レス削除いただいて構いません)
信じられない! 原発n事故で影響でるのは4、5年して甲状腺がんが増えるのはデータでてるじゃにですか!直ぐ死ぬわけないのに。少しは勉強したらどうですか?原発の廃棄物処理どうするの?こんな状況でこんな事書く人いるなんて信じられないです!!
【2011/06/20 09:31】
URL | イケガミ #wwmFM0SA [ 編集]
偶然の一致だといいのですが フクシマ以来、脱原発を政府方針としている政府はドイツ・イタリアです。スイスでは原子力発電は違法とうことになっているみたいです。アメリカ合衆国・イギリス・中国では原子力発電を見直すまたは縮小するような報道は今のところ見かけません。
これって、第二次世界大戦で連合国だった国家は原子力発電維持で、枢軸国(とされる)国家は脱原発とかそれムードだったりします。今後のエネルギー政策ってその辺と何か関連があるのでしょうか?
【2011/06/23 19:36】
URL | 黒髪のバルカ #- [ 編集]
暴力とは常に理不尽なものだと思う。殴られた人の痛みは殴られなかった人には理解できないのだから。この国という境界を考えるとき、国民がどちらに共感を抱くかということで、はたして政治が舵をきってゆくのだろうか。日本の歴史を振り返るとき、その主役は国民ではなく、「国民不在」であったような気がする。そしてまたそれは国民自身がすすんで望んだことではなかったのか。
【2011/06/23 23:52】
URL | 匿名 #- [ 編集]
偶然の一致ではないとは言い切れないと思います 黒髪のハルカさんの指摘は偶然とは言い切れないでしょう。
ただ第二次大戦の連合国という枠というのは正確ではなく。基本的に現時点で原発に反対していない国、アメリカ、フランス、イギリス、中国に共通している国は「核兵器保有国」だと言ったほうが正確だと思います。
現在の核保有国は戦後、数多くの核実験を行ってきました。核実験によって大気中にまき散らした放射性物質の量はチェルノブイリや今回の福島原発事故とは比較にならないほどだと思います。放射性セシウムやストロンチウムのみならず、プルトニウムやウランも大量にまき散らしたはずです。実際、60年~70年代に世界中で検出されたプルトニウム濃度は現在の福島原発周辺のレベルと大して変りない濃度であると言っている人もいます。
核実験による放射能汚染の人体への影響は、当時、アメリカやフランスの軍隊によって人体実験も行われたことは知られていますが、その詳細は未だに軍事機密扱いで公開されていません。チェルノブイリの事故で甲状腺癌の発症率の増加が何かと矢面に立たされていますが、核実験が行われていた時期の世界中のがん患者のデータを詳細に分析したらチェルノブイリの比じゃないほどの、放射能汚染とがん患者の増加の因果関係が明らかになる可能性は十分にあると思います。
そして、核保有国に共通して言えるのは既存の石油資源などにも強欲ということです。現在、リビアで行われている戦争は明らかにフランス、イギリス、アメリカによる内政干渉であり、その狙いは世界最大の埋蔵量を誇ると言われているリビアの石油資源であることは明白です。特にアメリカは温暖化問題に関しても京都議定書に批准していません。
そして福島の対応に関して日本政府を声高に非難しているのもこれらの国々です。
海外からの批判や非難に耳をかたむけることも重要ですが、その内容を「核保有国」かそうでない国々かで聞き分けることも重要なことだと思いますし、日本がこの先原発を使い続けるのか、やめるのかを決定していくときには、こう言った「他国のことをいう資格のない国々」の言うことは参考にせず、自分たちの判断で考えて決めてゆくことが重要だと思います。
そういう意味ではドイツに関しても実は同様です。ドイツは自国に炭鉱を保有し、地方主権色の強いドイツはいかに国家として「脱原発」を決定しても、いざとなれば地方の電力会社の独自判断でお隣りのフランスから電力を買うことは可能ですし、現在でも行っています。日本は自国にエネルギー資源もなければお隣から電力を買うこともできません。またヨーロッパ諸国はアフリカの資源の権益を握っていることも忘れてはならない事実です。
原発は確かに非常に危険です。残念ながら、今回の事故で長期の汚染と健康被害は免れないでしょう。しかし、日本がエネルギーの安定供給能力を失えば日本経済は力を失い多くの失業者を生み、貧困と飢え、夏場には熱中症、冬場には凍えて死ぬ人が増えるというシナリオもあり得ます。原発は「安くてクリーンなエネルギー源」ではなく、現状で最も「安定供給能力が高いエネルギー源」です。原発がないと仮定すると、日本は今再び石油ショックが起これば直ちに経済と個人の生活がメチャクチャになりうる、そういう立場の国であるということも原発の危険性とともに忘れてはいけないことだと思います。
興味深い記事を拝見しました 文学者は人間に向ってしか言葉を発することが出来ません。
従って、彼等の視点からはことごとく生物としてのヒトの視点は抜け落ちています。大半の人間がヒトを表に出さないで済むのは、飢渇に陥らない間でしかありません。飢渇に陥った人間は自然と生物のヒトとなりますので、人間視点では『原罪』や『業』と呼ばれる行為を行うのにためらいはありません。第二次大戦中に食糧が無くなったフィリピンや南方で展開されたその光景は、有名な餓鬼道の餓鬼の姿に他なりません。この状況でなお人間でいられる割合はおおよそ千人に一人というものでしかありません。
私は只今の日本人は、大量高密度のエネルギーを膨大に使用し、約125百万人の命をつないでいるという現実を直視しない限り、脱原発や再生エネルギー推進論が、現実の力を得ることは無いと考えております。いくら見せ掛けの言論上リベートで、勝利をおさめようが、無理は長続きしないと考えます。なぜならその言論は、人間にしか届かない言葉であり、自然としてのヒトには事実を無視しているのだと思うからです。
【2011/06/26 10:12】
URL | 枯山 #B2zLP17c [ 編集]
はじめまして。 最近、twitterで馬場さんのコメントを見かけるようになり、私もまったく同感でした。私は、放射線を専門に研究をしてきた理学博士です。今の日本はどうかしているとさえ思います。
悪いのは原発ではなく、危機管理を怠り、危険を勧告されていたのにも関わらず、その管理に費用を投じることを渋り続けた責任者にあるわけで、「脱」や「反」を唱えるのとは問題のはき違いであると私は考えています。
ただ、太陽電池で金儲けをしたい人たちの策略か、国の機密事項でも隠されているのか…
思想だけは、ものすごく大きな声で聞こえてきます。
また、事故の起きた原発を何がなんでも止めることを、必死に見せているだけで実はその気がないような政治家や政府の動きも気になります。
ただよく知らない末端の東電の社員に尻拭いをさせて、もし死人が出ても熱中症でしたとか、心臓発作でしたとでも言い訳をつけて、ろくに遺族に補償もしないんじゃないかと思えるほど、事故の扱いも人の扱いも適当に見えます。
国がこれだけの放射線にさらされたら人々はどれくらいの時間でどれくらいの病人が出るのかのデータを取りたくてほぼ放置状態にしているようにも思えてしまいます。
代替エネルギーがまだまだ使いものにならないことは、自然エネルギーを対象にした研究をしていた会社に1年いたので、その状況も大体わかります。
確かに、私たちは放射線の危険にはさらされてはいますが、今は病気の発見も早くできるようになっていますし、自分自身の事故免疫力を高める事で放射線で傷ついた細胞を修正する、そういう自己免疫システムも人間には備えられています。
今の段階でも、すべての人が癌に必ずなる可能性があるわけでもないし、なったとしても早期発見できれば治らない病気ではありません。
原爆が投下された時も、原爆の放射線で健康被害に遭った人と遭わなかった人がいたことでもそれは、容易に分かることだと思うのです。
不安があるのは分かりますが、目くじらを立てて「子供を守らねば」とわめき散らしている親御さんの立場にいる方々も不安でなりません。
それは放射線がなんぞやということをよく知らずに、メディアに出てくる偉い人たちの言葉の受け売りをしているからなのではないかと私は思っています。
私事ですが、前月末に父を癌で亡くしました。また自分自身も職場で受けたセクハラ・モラハラを我慢してしまい心に病を抱え、やっと快復してきたところですが、そこで、この福島の事故も相まって、「人」という対象物に興味を持つようになりました。
今までは、素粒子や光といった物が相手の研究者でしたが、その過去の経験を生かして、今度は医学系の道へ進み、実際のところ人と原発(原子力)の関係をもっと広い視野から見たいと思い、今、準備段階といったところです。
まだまだ私自身は、若輩者ではありますが、馬場さんのつぶやきやコメントに賛成旗を陰ながら振っております。
【2011/08/21 23:52】
URL | とあるどくた #mQop/nM. [ 編集]
普段から地球とと共存しようだなんて姿勢にかけてるのに、このぐらいの事でがたがたいい過ぎな気がする。タンカー事故原油海に垂れ流し事故を見てもどれだけ歴史ある自然を汚しているか、そしてすぐ何もなかったようにしてるか、、自然もご立腹ですよ!結局のところ放射能なんてこわかないね、未来なんか知らないね、というスタンスの浅はかな我々なんですよ。
【2011/10/06 21:06】
URL | cesuku #eQSMJ6Fc [ 編集]
あたますっきりしてきた~
原子力発電所はお金を産むしいいじゃなーい。
うちにも原子力発電所があればな~
でもそうとう高いんでしよ?
可愛いうさぎをかってがまんするしかないな。
たくさんのうさぎがいれば、がまんできるが。
やはりふつうの人はうさぎよりも原子力発電所にむちゅうになるやね~
もっとあたまがよくなればたくさんのうさぎがかえるのにな~
【2011/12/12 06:17】
URL | 匿名 #- [ 編集]
はじめまして。
村上春樹さんの著書、「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」の文庫本あとがきで、
相当早いうちから日本の進む道は、(世界への貢献といった意味でも)「火力や原子力に代わるエネルギーで世界をリードする」ことではないかとおっしゃっていたと思います。
前提として、火力原子力といったものが、日本だけではなく世界にとっても
未来を明るくするものではないと考えていたのだと思います。
私もその点は村上春樹さんに同意です。原発以外の、より安全でクリーンな発電手段を
開発は、日本が再び発展する鍵になると思います。
【2012/09/27 14:54】
URL | yui #- [ 編集]
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